女子ゴルフ最終プロテストは21人が合格 2021年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストの最終ラウンド(R)が5日、京都・城陽CC(6400ヤード、パー72)で行われ、通算4オーバー、20位タイまでの21人が合格した。4週前…

女子ゴルフ最終プロテストは21人が合格

 2021年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストの最終ラウンド(R)が5日、京都・城陽CC(6400ヤード、パー72)で行われ、通算4オーバー、20位タイまでの21人が合格した。4週前のスタンレーレディスで渋野日向子(サントリー)らとプレーオフを戦った佐藤心結(みゆ・明秀学園日立高3年)は71で回って通算1アンダーとし、4位で合格を手にした。

 1か月前、渋野に敗れて“プロテスト免除”を逃した佐藤が堂々と合格した。会見では大粒の涙を流し、「うれしいです」と声を震わせた。身長161センチながら、ずば抜けたドライバーの飛距離とスピンの効いた高弾道のアイアンショットを武器にしている。8歳から指導する三觜喜一(みつはし・よしかず)コーチにも「日本の宝になる」と言わしめる高3は、自身の目標も高く設定している。

「日本で賞金女王になって、海外メジャーで優勝することを目指しています。飛距離が武器なので、平均で260、270ヤードを飛ばして、フェアウェーキープ率でも上位に入りたいです」

 テスト前日、佐藤は「また、あの舞台に戻って有名な選手と戦いたいです」と話していた。今後はプロとして、1か月前はつかめなかった優勝を狙っていく。(THE ANSWER編集部)