世界ランキング、錦織は49位。20歳シナーがトップ10入り、18歳アルカラスはキャリアハイ！

ATP（男子プロテニス協会）は1日、最新の世界ランキングを発表した。【最新】男子世界ランキング【マッチハイライト動画】フ…

ATP（男子プロテニス協会）は1日、最新の世界ランキングを発表した。【最新】男子世界ランキング【マッチハイライト動画】フランシス・ティアフォー vs ヤニク・シナー／ATP500ウィーン／準決勝

先週オーストリアで開催された「ATP500 ウィーン」では、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）が優勝。今季5つ目のタイトル獲得でポイントを加算した。同大会で第1シードながら2回戦敗退に終わったステファノス・チチパス（ギリシャ）の世界ランキング3位に、ズベレフは660ポイント差と詰め寄っている。予選から勝ち上がって準優勝となったフランシス・ティアフォー（アメリカ）は、8上げて41位とした。第7シードの20歳、ヤニク・シナー（イタリア）はベスト4まで駒を進め、2ランクアップの9位と自身初のトップ10入りを果たしている。また18歳のカルロス・アルカラス（スペイン）もノーシードからベスト4進出。7上げて35位とし、キャリアハイを更新した。シナーと入れ替わりにトップ10から姿を消したのは元世界3位のドミニク・ティーム（オーストリア）。9位から12位となり、2016年6月より5年以上にわたって保ってきたトップ10から転落している。

同じく先週ロシアで開催された「ATP250 サンクトペテルブルク」では、元世界3位の33歳、マリン・チリッチ（クロアチア）がノーシードから優勝。「ATP250 シュツットガルト」に続くシーズン2冠目により、順位を7上げて28位として2019年10月以来のトップ30に返り咲いた。第5シードのテイラー・フリッツ（アメリカ）が準優勝し、2上げて26位につけている。前回大会覇者で第1シードのアンドレイ・ルブレフ（ロシア）を準々決勝で破り、ベスト4進出となった予選勝者のボティック・ファンデザンツフープ（オランダ）は6アップの63位に。また、第4シードながら初戦敗退に終わったアスラン・カラツェフ（ロシア）が3上げて16位と、2週続けてキャリアハイを更新している。

主な日本人選手のランキングは以下の通り。先週大会に出場していなかった錦織圭（日本／日清食品）が1下げて49位。サンクトペテルブルク大会に予選を勝ち抜いて出場した西岡良仁（日本／ミキハウス）は本戦1回戦敗退となるも2上げて80位。ダニエル太郎（日本／エイブル）は、アメリカのラスベガスで開催されたチャレンジャー大会で準々決勝まで勝ち進んだものの5ダウンの125位に。また、同大会1回戦で姿を消した内山靖崇（日本／積水化学工業）が一気に20下げてトップ200陥落（206位）。現在ツアーを離脱している杉田祐一（日本／三菱電機）は、137位から145位への8ランクダウン。

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【11月1日付最新ATPランキング】

順位（前週）名前（国籍）ポイント

1. ← (1) ノバク・ジョコビッチ（セルビア）　10,340

2. ← (2) ダニール・メドベージェフ（ロシア）　9,540

3. ← (3) ステファノス・チチパス（ギリシャ）　7,840

4. ← (4) アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）　7,180

5. ← (5) ラファエル・ナダル（スペイン）　5,635

6. ← (6) アンドレイ・ルブレフ（ロシア）　5,150

7. ← (7) マッテオ・ベレッティーニ（イタリア）　4,768

8. ← (8) キャスパー・ルード（ノルウェー）　3,670

9. ↑ (11) ヤニク・シナー（イタリア）　3,395