スケートカナダ女子SPで84.19点をマーク フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは29日(日本時間30日)、女子ショートプログラム(SP)が行われた。GPデビュー戦となった15歳カミラ・ワリエワ(ロシア)は…

スケートカナダ女子SPで84.19点をマーク

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは29日(日本時間30日)、女子ショートプログラム(SP)が行われた。GPデビュー戦となった15歳カミラ・ワリエワ(ロシア)は84.19点と世界歴代2位の高得点を記録。衝撃の演技に、海外記者からは「(他の選手が)ここで勝つことは難しくなった」などと称賛が寄せられている。

 15歳が衝撃の得点だ。ピンクを基調とした衣装で登場したワリエワ。冒頭、両手をあげたタノジャンプでの3回転アクセルに成功。勢いに乗って3回転フリップ、ルッツ―トウループの連続3回転も決め、長い手足を活かした堂々の演技を披露した。

 SPの得点84.19点は、同じくロシアのアリョーナ・コストルナヤが記録した85.45点に次ぎ、SP世界歴代2位の記録。米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏は、自身のツイッターでワリエワが決めたタノジャンプでの3回転アクセルの映像を公開。「ワリエワが国際大会の舞台で3Aを決めるようになった。(他の選手が)ここで勝つことは難しくなった」と文面に記した。

 米国の人気コメンテーター、ニック・マクカーベル氏は「これがGPシニアデビューを飾ったカミラ・ワリエワの主張です」「この上なく優れていた」などとツイッターで称賛。カナダ公共放送「CBC」の人気レポーター、ジャクリーン・ドーリー氏も「ワオ。SPを滑っただけだが、カミラ・ワリエワは大きすぎる期待に早くも応えていた。わずか15歳の彼女だが、3回転も難なくこなした。84.19点で自身のSP新記録となった」と注目していた。(THE ANSWER編集部)