吉田麻也の所属するサウサンプトンは4月5日、イングランド・プレミアリーグ第31節でクリスタル・パレスと対戦し3-1で勝利…
吉田麻也の所属するサウサンプトンは4月5日、イングランド・プレミアリーグ第31節でクリスタル・パレスと対戦し3-1で勝利した。フル出場した吉田は後半39分にゴールも決めている。
プレミアリーグ残留を目指すクリスタル・パレス。『残留請負人』の異名も取るサム・アラダイス監督を第18節のワトフォード戦から迎え、最近は4連勝でチェルシーも撃破した。試合は好調のクリスタル・パレスが先制する。前半31分にエリア内右からの折り返しをクリスティアン・ベンテケがダイレクトで合わせた。
だが前半終了間際にサウサンプトンもネイサン・レドモンドのゴールで追いつき、前半を1-1で折り返している。
同点のまま長い時間を過ごした試合は後半39分、吉田のゴールで再びスコアが動いた。攻撃参加からエリア内に残ると、オフサイドラインギリギリで抜け出しジャック・スティーブンスが逸したボールを左足で押し込んだ。
サウサンプトンは同40分にもジェームズ・ウォード・ブラウズのゴールでダメ押し。クリスタル・パレスの連勝を止めた。
今シーズン初ゴールを決めた吉田は試合後、クラブ公式サイトでチームメイトとの裏話を明かしている。
「試合前にクコから日本代表のときばかり決めて、プレミアリーグではゴールがないって言われたんです。だから彼が間違ってることを証明したかった。彼は二度とそんなことを言わないでしょうね」
殊勲弾にジョークで笑顔も見せた。1月22日のプレミアリーグ第22節、レスター・シティ戦以来となるホームでの勝利には、「長い間セント・メリーズで勝てていなかったので嬉しいです。多くの人が勝利を待っていたと思います。僕らにとっても重要な勝利ですが、一番大事なのはこれを続けていくことです」とコメントした。
吉田のゴールとチームの勝利にファンからは、「マヤさん!ゴールと勝利おめでとう!」「表戦から絶好調ですね!!おめでとうございます!!!」「まさかヘディング以外で点取るとは思わんかった」「セレブレーションの膝スラ最高です」「決定力ありすぎ」などの声が寄せられている。

吉田麻也が決勝弾(2017年4月5日)(c) Getty Images