アメリカ・サウスカロライナ州チャールストンで開催されている「ボルボ・カーズ・オープン」(WTAプレミア/4月3~9日/賞金総額77万6000ドル/クレーコート)のシングルス2回戦で、ラウラ・シグムンド(ドイツ)が第3シードのビーナス・ウ…

 アメリカ・サウスカロライナ州チャールストンで開催されている「ボルボ・カーズ・オープン」(WTAプレミア/4月3~9日/賞金総額77万6000ドル/クレーコート)のシングルス2回戦で、ラウラ・シグムンド(ドイツ)が第3シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に6-4 6-7(3) 7-5で競り勝ち、ここ3日で2度目のフルセットを制して3回戦に駒を進めた。  また、ダリア・カサキナ(ロシア)もリオ五輪金メダリストのモニカ・プイグ(プエルトリコ)を6-0 6-7(3) 6-2のフルセットで下した。

 昨年もう一歩で準決勝というところまできていたカサキナは19本のウィナーを放ち、18本のアンフォーストエラーをおかしつつ、コート上で2時間以上を費やした末についに切り抜けて勝利をつかんだ。プイグはより多くのウィナーを記録したが(25本)、同時にマッチポイントを含めて41本ものエラーをおかした。  そのほか、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)がマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-2 4-6 6-2と、やはりフルセットの末に下した。

 一方、予選勝者のファニー・ストーラー(ハンガリー)は第4シードのエレナ・ベスニナ(ロシア)を7-6(7) 7-6(3)で破る番狂わせを演じた。ストーラーは13本のサービスエースを決め、試合の大部分を通してリードを保っていた。(C)AP