SUPER GT第6戦『AUTOPOLIS GT 300km RACE』が、大分県日田市のオートポリスで10月23日予選、24日決勝で開催された。予選前と決勝前には、感染対策を施したピットビューイングが開催され、多くのファンがマシンをじっく…

SUPER GT第6戦『AUTOPOLIS GT 300km RACE』が、大分県日田市のオートポリスで10月23日予選、24日決勝で開催された。予選前と決勝前には、感染対策を施したピットビューイングが開催され、多くのファンがマシンをじっくりと見ていた。

昨年は新型コロナ対策でオートポリスの大会が行われなかった関係で、2年ぶりのSUPER GT開催となるオートポリス。九州唯一の開催とあり九州や西日本の多くのファンが待ち望んだ開催だ。

予選が行われた23日の予選前にピットビューイングの1回目が開催された。これまで他のサーキットでも行われてきたピットビューイングは、オートポリスでも感染対策のため、マシンを近くで見ることはできず、ドライバーやレースクイーンの登場は行われなかった。

しかし24日決勝前に行われたピットビューイング2回目の時には、これからマシンを走らせるための準備や、ピットシミュレーションのためマシンを出しているチームもあり、そのタイミングでピットビューイングに参加したファンにとっては、数少ないマシンと近くなれるタイミングが訪れた。多くのファンがじっくりとマシンと、ピットシミュレーションを見学していた。

全国的に新型コロナの収束が見え始め、観客も多く入ったスタンドが印象的だが、席と席の間隔は設けられ、大旗振りや声を出しての応援は行わなかった。しかしパネルを示したり、小旗を振るなどして応援が行われていた。

クラッシュたトラブルが多発し、若干荒れたレースとなった今回。GT500クラスは8号車ARTA NSX-GTが優勝し、38号車ZENT CERUMO GR Supraが2位、23号車MOTUL AUTECH GT-Rが3位に入った。GT300クラスは31号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTが優勝、96号車K-tunes RC F GT3が2位、61号車SUBARU BRZ R&D SPORTが3位に入った。

SUPER GTは次戦11月6日予選、7日決勝で、ツインリンクもてぎで開催される。