菊池雄星、大谷翔平、佐々木朗希を輩出した岩手県から、またまた出てきた。 花巻東の1年生スラッガー佐々木麟太郎内野手が野…

 菊池雄星、大谷翔平、佐々木朗希を輩出した岩手県から、またまた出てきた。

 花巻東の1年生スラッガー佐々木麟太郎内野手が野球界で話題となっている。同校で菊池、大谷を育てた名将、佐々木洋監督の長男だ。高校入学後から打ちまくり、わずか半年あまりで通算47本塁打と驚異的なペースで量産している。

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 チームは来春センバツをかけた秋季岩手県大会を勝ち上がり、東北大会では24日の準決勝で八戸工大一(青森)にサヨナラ勝ち。決勝進出を決め、初の甲子園出場を確実にした。みちのくで牙を磨いてきた新怪物が、ついに全国舞台に立つ。

 見た目からして大物感が漂う。佐々木監督が「まだお相撲さん」と表現する183センチ、117キロの体型は高校離れしており、高校球児に1人だけプロが混ざっているような印象を受ける。規格外のパワーで飛ばしまくり、早くも2年後ドラフトの目玉ともいわれている。

 右投げ左打ちで一塁手。チームを引っ張る大砲は、早実時代の清宮幸太郎(現日本ハム)を思わせる。歴代最多111本塁打の記録を持つ清宮でも、1年時は22本塁打だった。

 ただ高校通算本塁打の数は、あてにならないという見方もある。試合数や球場の大きさ、相手投手のレベルなど条件が違いすぎるため、一概に比較するのは難しい。実際、高校歴代ベスト10に神港学園の選手が3人入っているが、同校のグランドが小さすぎる(両翼92メートル)こともあってか、プロには1人も進んでいない。

 花巻東が使用するグランドは両翼98メートルあり、公式戦で使用される球場とほぼ変わらない。公式戦以外の試合数については、コロナ禍の影響で例年より少ないという。同校OBで、今やメジャーリーグを席巻するエンゼルス大谷が高校通算56本塁打。佐々木の本塁打数がいかに突出しているかがわかる。

 岩手の北上市生まれ。名前の「麟太郎」は社会科教諭である佐々木監督が好きな勝海舟の幼名から名付けられた。顔は父とそっくり。江釣子中では生徒会長を務め、大谷の父徹さんが監督を務める金ケ崎リトルシニアに所属。佐々木監督、大谷父とスケールの大きな選手を育てたノウハウを吸収するサラブレッドだ。

 好きな選手はメジャー通算762本塁打のバリー・ボンズ。春季岩手県大会では、3打席連続本塁打で度肝を抜いた。今夏の岩手大会は決勝で盛岡大付に敗れ、甲子園出場を逃した佐々木は「先輩方は岩手に感動を与え、それを見て自分も花巻東に入った。岩手のために頑張りたい」。

 怪物を生んできた岩手から、今度は規格外の新怪物が全国でベールを脱ぐ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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