ジャパンラグビートップリーグのコカ・コーラレッドスパークスが5日、2017-2018シーズンの新体制および新加入選手を発表した。 2015年度から監督を務めてきた臼井章広氏はチームディレクターとなり、ワールドカップ2大会出場経験がある元サ…

 ジャパンラグビートップリーグのコカ・コーラレッドスパークスが5日、2017-2018シーズンの新体制および新加入選手を発表した。
 2015年度から監督を務めてきた臼井章広氏はチームディレクターとなり、ワールドカップ2大会出場経験がある元サモア代表SOで、昨年までニュージーランド国内選手権(マイター10カップ)のウェリントン代表で指揮を執ったアール・バー氏がヘッドコーチに就任してBKコーチも兼任する。FWコーチには元ニュージーランド代表LOのロス・フィリポ氏が新任。また、昨シーズン後に引退した上本茂基氏と松岡元気氏もコーチングスタッフに加わった。

 新加入選手は9人で、帝京大出身のCTB/FB鎌田健太郎、京都産業大出身のPR細野裕一朗とCTB/WTB下良好純、流通経済大出身のHO中村篤郎、専修大出身の田辺雅文がレッドスパークスの一員となる。田辺は専修大在籍時にチーム事情で3年生からFBに転向していたが、もともとのポジションであるSHに戻る予定。恩師の村田亙監督は「攻撃での才能はすごい」と絶賛しており、さらなる飛躍が期待される。
 そのほか、スーパーラグビー連覇を狙うハリケーンズ(ニュージーランド)のLOマーク・アボットも新戦力となり、8月に合流する予定。さらに、オールブラックス・セブンズの経歴を持つFL/NO8ジョー・トゥペ、現在フランス2部リーグのアジャンでプレーしているニュージーランド人のSO/CTBダン・ホリンシェードも加わり、リコーブラックラムズに8年在籍してトップリーグでの経験も豊富なSO/FBピータース ダニエルもレッドスパークスに移籍し、チーム内競争を激しくする。