男子プロテニス協会(ATP)は4月3日、最新の世界ランキングを発表した。マイアミ・オープンの結果が反映されたランキングでは、男子シングルスで優勝したロジャー・フェデラーが4位に浮上している。錦織圭は3つ下げて7位になった。全豪オープンに続き…

男子プロテニス協会(ATP)は4月3日、最新の世界ランキングを発表した。マイアミ・オープンの結果が反映されたランキングでは、男子シングルスで優勝したロジャー・フェデラーが4位に浮上している。錦織圭は3つ下げて7位になった。

全豪オープンに続き、またもラファエル・ナダルと決勝を争ったフェデラー。セットカウント6-3、6-4のストレート勝ちだがスコアには表れない接戦だった、要所を締めることができたと試合後のインタビューでは振り返っている。

今シーズンは16位でスタートしたが、全豪オープンとマスターズ2勝を果たしたことでトップ4に返り咲き。今回のランキングでは再び『BIG4とワウリンカ』で上位5傑を占めることになった。

このランキングにファンからは、「今回のランキングでトップ5はあるべき形に戻った」「ラファはクレーコートシーズンで稼ぎまくる予定だから」「このトップ5こそベスト5だね」「マエストロ・フェデラーがランキングを駆け上がった。彼は本来いるべき場所に戻ったんだ」「これ以上ないトップ5の面子になった。彼らは長く活躍し多くのタイトルを獲得してきた。テニスファンにとって非常に興味深い年になるぞ」などの声が寄せられている。

●クレーコートシーズンは全仏オープン以外の大会を欠場

マイアミで11年ぶり3度目の優勝を飾ったフェデラーだが、全仏オープンを除きクレーコートシーズンは欠場することも表明している。

「もう24歳ではないんだ。健康な状態を維持する必要がある」

体力の消耗が激しいクレーコートでの戦いを避け、通算7度優勝しているウィンブルドン選手権に狙いを絞るのは、シーズン前からの復帰プラン通り。