日本で開催の米男子ツアー・ZOZOチャンピオンシップ開幕 米男子ゴルフツアー日本開催大会のZOZOチャンピオンシップが21日、千葉・アコーディア習志野CC(パー70、7041ヤード)で開幕した。東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(…

日本で開催の米男子ツアー・ZOZOチャンピオンシップ開幕

 米男子ゴルフツアー日本開催大会のZOZOチャンピオンシップが21日、千葉・アコーディア習志野CC(パー70、7041ヤード)で開幕した。東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国)は、70のイーブンパーで首位の岩田寛に7打差の29位タイ。ラウンド後は、松山英樹と同組で入場者4468人の大半がついたことを喜び、ファンを称えた一方、新型コロナウイルス感染対策で外出が制限されていることを嘆いた。

 シャウフェレは前半、今年4月のマスターズ最終Rを再現するように松山と競り合った。しかし、同じ3アンダーで迎えた9番パー4を皮切りにスコアを落とし、イーブンパーでホールアウト。後半もスコアを伸ばした松山とは6打差となった。

 だが、ラウンド後は上機嫌だった。「拍手がもらえるのはうれしい。ファンの皆さんは素晴らしく、ティーボックスからずっと拍手や声援をくれて、最高だった」。感染対策で「1日5000人」と制限された中、第1Rの観客数は4468人。その大半が松山、シャウフェレ、東京五輪銅メダリスト・C.Tパン(台湾)の組についたが、シャウフェレは「僕たちがいるのを喜んでくれていたと思うし、僕らも間違いなく彼らがいてうれしいよ」と前向きにとらえた。

 一方で東京五輪の際と同様に、ホテルからの外出制限があることについては、「残念。できれば街に出て外食したい」。だが、この状況には慣れていることもあり、「制限があることはあらかじめ知っていたことだし、仕方ない」とも話した。(THE ANSWER編集部)