KTAアジアツアー2017の初戦が3月12日〜18日にタイのプランブリで行われ、参戦していた3年連続アジアチャンピオンを達成したプロカイトボーダー“大島彩”選手より吉報が届いた。大島選手自ら大会含めてレポートしてくれた。“大島彩”選手レポー…

KTAアジアツアー2017の初戦が3月12日〜18日にタイのプランブリで行われ、参戦していた3年連続アジアチャンピオンを達成したプロカイトボーダー“大島彩”選手より吉報が届いた。
大島選手自ら大会含めてレポートしてくれた。

“大島彩”選手レポート

今回開催されたのはTT:R(ツインチップレース)のアジア選手権とフリースタイルXで、私はその両方に参加しました。
TT:Rは2018年のユースオリンピックで採用されるスラローム・ボーダークロス形式、フリースタイルXはオールドスクールとニュースクールの両方をヒート中に行う形式です。
つまりスノーボードで言ったら大回転とハーフパイプどっちもやるような感じです。

ともあれ今回は日本からフライサーファーの佐藤さんと若干13歳の唐門ヒロくんも参加(レジェンド松尾海渡氏はヒロの引率/コーチ)

初日こそ無風だったものの1週間の日程の中でフリースタイルX、スラローム共に順調にヒートが消化されていき、私は3日目にフリースタイルXの優勝が決まりました。
4日目までにすべてのフリースタイルのヒートを消化。
なんとレッドブルライダーのクリスティアンが2位。
317まで決めてニュースクールはぶっちぎりの彼もオールドスクールのポイントで優勝したYoとの差が付いた様です。

ここから最終日までひたすらスラローム。ダウンウィンドなのでレース自体は3〜4分で終わってしまうものの、下るからにはその前に上らなければならずこれが結構大変。
ひたすら風上に向かって歩くこと10分、沖へ出ること5分でやっとスタート地点に辿り着いたかと思えば何かしらの理由で30分以上待たされる事もしばしば。
結局一日中外に出ていなければならず選手はおろか運営スタッフも全員ヘトヘト・・・かと思いきや最終日のパーティはメインスポンサーMooseのアップルサイダー飲み放題でいつも以上に盛り上がり幕を閉じました。