クラシエホールディングスは、暮らしの中にある大切なことを発見するプロジェクト『Feel the dot(フィール・ザ・ドット)』を開始し、福原愛さんが出演する動画『# feel the warmth ~人はぬくもりで会話できる~』を公開した…
クラシエホールディングスは、暮らしの中にある大切なことを発見するプロジェクト『Feel the dot(フィール・ザ・ドット)』を開始し、福原愛さんが出演する動画『# feel the warmth ~人はぬくもりで会話できる~』を公開した。
『# feel the warmth』は、大切な人とのコミュニケーションの在り方を考える実験動画だ。スキンシップをとることで愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が上昇するという科学データから、人のぬくもりは嘘をつかないことを提案する。
動画では、福原愛さんとそのコーチなど関係性の異なる4組が出演。「お互いの手に触れ合う」ことで「ぬくもり」の可能性を探る。福原さんは「もし、出会わなければ、今の自分はなかった」と断言するコーチ・張莉梓さんと実験に参加。体験の結果、ぬくもりにより困難を乗り越えた過去を振り返り、改めて絆を確かめ合うことができた。
幼い頃から姉のように慕っている張さんと、選手とコーチという関係の中で様々な困難に向き合ってきた福原さんは、「張さんに支えられながら、試合に臨んでいること、その時の感情などを思い出しました」とコメント。張さんは、「一緒に困難を乗り越えていく中で、分かち合った喜びや苦しみを思い出し、つい涙が出てしまいました」と話した。
そのほか、3年前に親子になってから手を握り合ったことがない娘と義母、結婚から45年、プライベートも仕事も二人三脚で歩んできた夫婦、スキンシップで気持ちを伝えることができると考えているカップルが実験に参加。ぬくもりを通じて絆を感じ合った。
男女400人を対象とした人とのコミュニケーションに関する調査では、日本人の52.1%が大切な人と直接会話する企画が減っていると感じている。また、日本人の3人に1人が、大切な人と会話する時間の1日平均が“ 3分間”だった。
東邦大学名誉教授の有田秀穂氏によると、人間はスキンシップを通じて心のコミュニケーションをする能力を持ち、年齢・性別に関係なく心地よいスキンシップによってオキシトシンが分泌されるという。有田氏は動画での実験の効果は、「オキシトシンの効果といえる」とコメント。オキシトシンは、「言葉以上に相手の心を動かす力と癒す力を兼ね備えている」と話している。