富士通レディース第2R 女子ゴルフの国内ツアー・富士通レディース第2ラウンド(R)が16日、千葉・東急セブンハンドレッドC(パー72、6679ヤード)で開催された。2位で出た古江彩佳(富士通)は、6バーディー、1ボギーの67で回り通算12ア…

富士通レディース第2R

 女子ゴルフの国内ツアー・富士通レディース第2ラウンド(R)が16日、千葉・東急セブンハンドレッドC(パー72、6679ヤード)で開催された。2位で出た古江彩佳(富士通)は、6バーディー、1ボギーの67で回り通算12アンダー。勝みなみ(明治安田生命)と並ぶ首位に浮上した。最終Rは「黄金世代」の勝、渋野日向子(サントリー)と同組に。今大会は、2019年にアマチュアでのツアー優勝を果たし、現在はホステスプロの立ち位置。古江にとっては負けられない戦いになる。

 古江は正直に言った。「プロになれた試合なので、思い入れはありますし、明日も自分を信じながら、最終的にまとめられるプレーをしたいです」。2学年上の勝、渋野への意識を聞かれると、「黄金世代の人たちは、高校の時から『壁』でしたし、おふたりはパーセーブ、強気なプレーもすごいと思います」と答えた。

 古江自身も最近の実績では、2人に決して劣っていない。今季3勝で賞金ランク4位。だが、今年に入ってからの勝利はなく、稲見萌寧と東京五輪出場権争いをしていた時を含めて、「自分のプレーを可視化して、メンタル面で厳しくしていました。今はそれを楽にしているところがあります」と振り返った。

 17日の最終Rも「楽しむ」をテーマにしているが、「強気な気持ちを止めないこと」とも語った。確かにスコアが出るコースだが、213ヤードの8番パー3、グリーン左に深さ約1.4メートルのバンカーがある18番パー4は難易度が高い。そこが勝負のカギになる可能性があり、古江は「初日はビビリポイントが5回、今日はパットの2回になりましたが、怖がらないことが大事です」と自分に言い聞かせた。(THE ANSWER編集部)