前編ではソダシとアナザーリリックの明と暗について取り上げたが、後編ではデータ面から浮上する穴馬候補2頭を取り上げる。

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■データが導く2021毎日王冠の穴馬候補は

<穴候補1 スルーセブンシーズ>

秋初戦の紫苑Sで2着に入り、秋華賞の出走権を獲得したスルーセブンシーズ。

豪華メンバーが揃った今回は伏兵の1頭にとどまっている印象だが、ここは週末に予想される馬場コンディションがプラスに働きそうだ。

・ドリームジャーニー×芝2000mの稍重-不良成績【8-5-7-25】

馬券内率は44.4%。単・複回収率ともに100%オーバーという素晴らしい成績を残している。

この馬自身、重馬場で施行されたミモザ賞での勝利実績あり。週末の天候次第で評価を上げるべき1頭と言えるだろう。

<穴候補2 ファインルージュ>

穴馬と呼ぶにはやや人気寄りの印象だが、この馬もデータ面での上積みが大きい1頭だ。

・右回りの急坂内回りコース成績【2-0-0-0】

2戦の内訳はフェアリーSと紫苑S。重賞レースでそれぞれ2着馬を0秒3以上離す完勝を収めている。C.ルメールとのコンビでも2戦2勝と負けがなく、人馬ともに相性抜群の舞台で臨める点は見逃せない。

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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「秋華賞」

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家

競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。