残り18ホールで30人程度が最終プロテストへ 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)プロテスト2次予選A地区の第3ラウンド(R)が14日、茨城・ザ・ロイヤルGC(パー72)で行われた。前週のスタンレーレディスで、アマチュアとして史上2人目のプ…

残り18ホールで30人程度が最終プロテストへ

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)プロテスト2次予選A地区の第3ラウンド(R)が14日、茨城・ザ・ロイヤルGC(パー72)で行われた。前週のスタンレーレディスで、アマチュアとして史上2人目のプレーオフ進出者となった佐藤心結(さとう・みゆ=明秀学園日立高3年)は72で回り、通算3オーバー。前日と変わらず5位をキープした。

 首位は18歳から米女子ツアーに本格参戦した21歳・山口すず夏で、この日のベストスコア67をマークして通算5アンダーに伸ばした。首位スタートだった元高校王者、20歳の和久井麻由は72で回り通算4アンダー。1打差の2位につけている。残るは15日の18ホールを残すのみで、30人程度が11月開催の最終プロテストに進出する。

 佐藤は10日、スタンレーレディス最終Rを通算10アンダーで終え、渋野日向子、ペ・ソンウ(韓国)、木村彩子とのプレーオフに進出した。しかし、2ホール目でグリーンを狙った第3打がピンに直撃。ボールが約7メートル戻る不運もあり、優勝と「プロテスト免除」の権利を逃した。そして、JLPGAの樋口久子相談役には健闘を称えられた上で「最後にボールがピンに当たるということは、プロテストをちゃんと受けて、通りなさいということよ」と激励されていた。

 なお、同テストの2次予選は3会場で行われており、最終プロテストは、11月2日から京都・城陽CCで開催予定。上位20位タイまでが合格者になる。(THE ANSWER編集部)