フィンランディア杯SPで猛者を抑えて首位に フィギュアスケートのフィンランディア杯が9日、フィンランド・エスポーで女子ショートプログラム(SP)が行われ、24歳のエリザベータ・トゥクタミシェワが自己ベストを更新する81.53点を記録。アリョ…

フィンランディア杯SPで猛者を抑えて首位に

 フィギュアスケートのフィンランディア杯が9日、フィンランド・エスポーで女子ショートプログラム(SP)が行われ、24歳のエリザベータ・トゥクタミシェワが自己ベストを更新する81.53点を記録。アリョーナ・コストルナヤ(ともにロシア)ら猛者を抑えて首位に立った。3回転アクセルなどを成功させた実際の映像を米記者が公開。SNS上では、深夜の日本人ファンからも興奮の書き込みが相次いだ。

 12月に25歳を迎えるベテランは未だ進化を続けている。シックな色合いの衣装をまとったトゥクタミシェワ。3回転アクセルを高く、乱れなく決めて波に乗った。ルッツ―トウループの連続ジャンプ、3回転フリップにもミスがない。全身を使った美しい舞いに、会場からは拍手が注がれた。コストルナヤ、ワリエワらロシアの後輩を抑え、堂々の首位発進だ。

 実際の映像を、米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏が自身のツイッターに公開。「技術点45.68、演技構成点35.64、SPは81.53で1位に」と紹介した。海外ファンからは「叫びました」「私の女帝」「言葉では言い表せない凄さ」「当然の結果」「ロシアはリーザを五輪に送るべきだ」「クイーン」などと反響が寄せられた。

 また深夜に演技を見守った様子の日本人ファンからも「この演技はもうリーザにしかできない」「絶対以前より上手くお素敵になられてる…!」「私が余裕を持って課題を提出できる確率よりリーザが3Aを成功させる確率の方がはるかに高い」「何歳になっても挑戦し続ける姿勢かっこよすぎ」「喜んでる姿可愛い」などと投稿が相次いでいた。(THE ANSWER編集部)