「マイアミ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月21日~4月1日/賞金総額769万9423ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第10シードのジョハナ・コンタ(イギリス)が第12シードのカロラ…
「マイアミ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月21日~4月1日/賞金総額769万9423ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第10シードのジョハナ・コンタ(イギリス)が第12シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-4 6-3で倒し、彼女の11年の選手生活の中で最高のタイトルを手にした。試合後にコンタは、「試合が終わったなんて正直信じられなかったわ。」と笑顔で答えた。
遅咲きの25歳のコンタは今シーズンの戦績を19勝3敗とし、来週発表される世界ランキングでは自己最高となる7位に浮上することとなる。
コンタは今大会で、イギリス人女性としては初めて決勝に進出。コンタは2年前の大会では予選から出場していた。コンタは、「今日に至るまで簡単そうにみえるけど、本当に長かったし、これからも長い戦いが待ってるわ」とコメントした。
この試合コンタは、いつもより攻撃的なテニスでウォズニアッキから33本のウィナーを奪った。それに対してウォズニアッキは8本のウィナーにとどまった。マッチポイントでコンタはドロップショットでウォズニアッキをネットにおびき出し、そのあとロブを放ってエースを奪い試合を決めた。
コンタは118万ドルの優勝賞金を受け取ることになる。コンタはこれまでに今年のシドニー(WTAプレミア/ハードコート)と昨年のスタンフォード(WTAプレミア/ハードコート)の2つのタイトルを手にしている。ウォズニアッキは、「コンタは、早くボールをとらえることで私にプレッシャーをかけてきた。今日の彼女は本当に攻撃的だったわ。」と言った。(C)AP