■シュネルマイスター【中間調整】3歳の身で臨んだ前走・安田記念は、やや出負けしな…
■シュネルマイスター
【中間調整】3歳の身で臨んだ前走・安田記念は、やや出負けしながら最後はジワリと脚を伸ばして3着に入線。3歳マイル王の実力を示した。その後は秋の大目標をマイルCSに置き、毎日王冠からの始動を早めに決定。9月10日に美浦へ戻り、12日に坂路14-14で脚慣らしをしたのが初時計だった。その後は伸び盛りの3歳馬らしくウッドで長めから追い、基礎能力の底上げを図りつつレースへの気配を上げている。1週前追いは4歳オープン・ココロノトウダイ、そして今年のオークス馬ユーバーレーベンという骨っぽい2頭を後方外から追走するハードな内容。舌を出し、集中して走れていないような面も感じさせたが、好タイムで走っている。
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【最終追い切り】嶋田騎手を背に、同じレースに出走するオープン馬マイネルファンロンとの最終スパーリング。先輩をアオって抜け出すが、そこでフワッとしてしまい相手の盛り返しを許す。それでも気持ちを入れ直してギアを上げると、しっかり先着フィニッシュを果たしている。
【見解】春先と比べると、より長めから時計を出しており攻め強化を受け入れるだけの肉体的な成長があったようだ。ただし1週前、最終追いで見せたように乗り込んでもまだ若さ、荒削りな面は残っている。活気、勢いは感じるがその点での進境はまだこれからというところか。その分だけ若干割り引きたいが、なんにせよ調整量は十分。恥ずかしい競馬にはならないだろう。
総合評価「B」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。