前編ではダノンキングリーとシュネルマイスターの追い風となるデータについて取り上げたが、後編ではデータ面から浮上する穴馬候補2頭を取り上げる。
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■データが導く2021毎日王冠の穴馬候補は
<穴候補1 ラストドラフト>
年明け初戦のAJCCは3着。躍進が期待されたが、春シーズンは日経賞の一戦で終えてしまったラストドラフト。
豪華メンバーが揃った今回での巻き返しは厳しい印象だが、ここは舞台替わりがプラスに働きそうだ。
・東京芝での成績【1-1-0-1】
秋のデビュー戦勝利、同じく秋のアルゼンチン共和国杯2着。いずれもこの時期の東京芝で良績を挙げている点は好材料と言えよう。
タッチミーノットやキセキ、サンレイポケットなどベスト条件が長めの距離にある馬の「3着穴」が目立つ毎日王冠。そのレース性質を考えたとき、波乱の使者となる可能性は十分だ。
<穴候補2 ヴァンドギャルド>
穴馬と呼ぶにはやや人気寄りの印象だが、この馬もデータ面での上積みが大きい1頭だ。
・9-11月の成績【5-0-1-1】
気候が涼しくなる秋競馬をめっぽう得意としており、このなかには東京芝の富士S勝利、東スポ杯3着も含まれる。鞍上の福永祐一はこれまでに毎日王冠を4勝。人馬ともに相性抜群の舞台で臨める点は見逃せない。
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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「毎日王冠」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。