4月1日、スーパーラグビーは第6節の4試合がおこなわれ、元日本代表主将のリーチ マイケルが所属するチーフス(ニュージーランド)はブルズ(南アフリカ)に28-12で勝利、同じく日本代表FWのツイ ヘンドリックがいるレッズ(オーストラリア)は…

 4月1日、スーパーラグビーは第6節の4試合がおこなわれ、元日本代表主将のリーチ マイケルが所属するチーフス(ニュージーランド)はブルズ(南アフリカ)に28-12で勝利、同じく日本代表FWのツイ ヘンドリックがいるレッズ(オーストラリア)はハリケーンズ(ニュージーランド)に15-34で敗れた。

 リーチはNO8で先発フル出場。ホームのハミルトンでおこなわれたこの日の試合は、チームメイトのFLリアム・メッサムにとってスーパーラグビー史上7人目となる150試合出場の記念ゲームであり、勝利で華を添えた。

 前半のテリトリー、ボール支配率は劣勢で、3-9で折り返したチーフスだったが、50分(後半10分)にラインアウトスチールから展開し、WTBショーン・スティーヴンソンが右サイドを突破したあとキックを巧みに使ってトライを挙げ、SOアーロン・クルーデンのコンバージョン成功で逆転した。70分にはスクラムからの攻撃で、SHタウェラ・カーバーローがディフェンス裏にボールを蹴り、確保したFBダミアン・マッケンジーが追加点。そして77分にはPRアトゥ・モリがチーム3つ目のトライを挙げ、ボーナスポイントも獲得している。

 チーフスはこれで開幕から5連勝(勝点24)。一方のブルズは1勝4敗(勝点5)となり、次週は東京・秩父宮ラグビー場でサンウルブズと対戦する。

 レッズは地元のブリスベンで前年王者相手に健闘したが、5連敗を喫した。
 FLツイは7点ビハインドの53分から出場。ゴールラインを背負ってのファーストプレーで落球し、あわや失点というエラーを犯したが、チームは耐え、相手のミスにも助けられて難局を乗り切った。
 しかし、地力で勝るハリケーンズは終盤にバレット兄弟(FBジョーディー、SOボーデン)が連続トライを挙げ、粘るレッズを振り切った。

 レッズは1勝5敗(勝点6)、ハリケーンズは4勝1敗(勝点20)となっている。
(Photo: Getty Images)