「ATP250 ソフィア」(ブルガリア・ソフィア/9月27日~10月3日…
「ATP250 ソフィア」(ブルガリア・ソフィア/9月27日~10月3日/室内ハードコート)の決勝で第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と第2シードのガエル・モンフィス(フランス)が対戦。前回王者のシナーが6-3、6-4で勝利し、連覇を果たした。シナーにとっては今季4回目の決勝進出で、「ATP250 メルボルン1」と「ATP500 ワシントン」に続くシーズン3回目の優勝となる。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが伝えた。【実際の写真】ソフィア連覇を果たしたシナー【マッチハイライト動画】ヤニク・シナー vs ガエル・モンフィス/ATP250 ソフィア決勝
二人の対戦は4回目。過去はシナーの2勝1敗で、先月の「全米オープン」3回戦ではシナーが7-6(1)、6-2、4-6、4-6、6-4で勝利していた。今回の再戦に向けて、シナーは「僕たちの試合はいつもタフだね。“全米オープン”での5セットマッチも大変だった。みんなが知っているように彼は素晴らしい選手で、とても機動力がある。今度も簡単な試合にはならないだろう」と話していた。
この決勝でのシナーは深くパワフルなショットでモンフィスをベースライン後方に張りつけると、第1・第2セットともに相手の最初のサービスゲームをブレーク。 モンフィスには一度もブレークを許さず、80分足らずでストレート勝ちを収めた。
大会を通して1セットも落とすことなく、昨年ツアー初優勝を飾った思い出の地でのタイトル防衛に成功したシナーは、「とてもレベルの高い試合だった。ラリーがすごく長くて、肉体的にも多くを要求されたよ。ここソフィアでまた優勝することができて嬉しいね。とても素敵な大会だと思う。その必要があったからだけど、今週で一番いい試合ができた」と振り返った。
「ガエルとの試合はいつも簡単にはいかないんだ。重要な局面で僕の方に運があったみたいだね。それが助けになったよ」
準優勝に終わったモンフィスは、これがツアーでは17年連続の決勝進出だった。2005年から続いているこの記録は、現役選手としてはラファエル・ナダル(スペイン)の18年連続(2004年~2021年)に次いで2番目の長さとなる。「この記録は僕が長いことプレーしてきたことを示してるね。毎年、何とかして決勝に1度か2度は進出してきたというわけだから、正直なところちょっと不思議だよ。でも誇りに思っているし、さらに記録を伸ばしていきたい」
そんなモンフィスは、観客からエネルギーをもらうタイプの選手のため、無観客で開催された今大会の準決勝後に「本音を言えば、観客がいないのはつらい。僕にとってはやりにくいよ」と話していた。それを受けて、表彰式でシナーは対戦相手を以下のようにねぎらっている。「ガエル、素晴らしい1週間だったね。いくつかの場面では運がなかったけど、僕たちはすばらしい戦いを見せた。テニス界には君が必要だ。観客がいないという大変な状況下でもプレーし続けてくれてありがとう。こういう状況を君が好きじゃないのはわかってるけど、きっともうすぐすべてが正常に戻るはずだ。幸運を祈ってるよ 」
シナー、モンフィスはともに7日開幕の「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/10月7日~10月17日/ハードコート)に出場予定だ。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2020年「ATP250 ソフィア」で優勝した時のシナー
(Photo by Borislav Troshev/Anadolu Agency via Getty Images)