イングリッシュ・プレミアリーグ リバプールvsマンチェスター・シティ 2021年10月3日(日本時間24:30キックオフ…
イングリッシュ・プレミアリーグ リバプールvsマンチェスター・シティ 2021年10月3日(日本時間24:30キックオフ)
73分、この日既に警告を受けていたジェームズ・ミルナーがベルナルド・シウバを倒し、2枚目のイエローカードを貰ってもおかしくない場面があったが、主審は彼を試合から追い出すことはせず、グアルディオラ監督が猛抗議することになった。「明らかにイエローカードだ。でも、それがアンフィールドなんだよ」同監督は試合後にそう語った。VARの存在と無観客試合によりホームアドバンテージが失われたのが遠い昔であるかのように、満員のスタジアムのテンションがプレミアリーグの日常として戻ってきている。
前後左右の席を空けていない正真正銘の満員のアンフィールドは、世界トップレベルのプレーに酔い、熱狂した。
試合前の歌声、些細なプレーに一斉に起こる拍手、相手がボールを持った時に飛ぶブーイングや口笛、得点の匂いを感じ取った時に徐々に大きくなるざわつき、ゴールが入った瞬間の感情の爆発、そして余韻。そのどれもが、いつものアンフィールドが戻ってきたことを強く印象付け、両チームの選手たちのパフォーマンスをさらに上のレベルへと引き上げた。
■スコアは動かなかったが見事なプレーもあった
20分、フィールド中央でジョーダン・ヘンダーソンからボールを奪ったベルナルド・シルバがドリブルを開始。追いかけてくるヘンダーソンとそのフォローに来たアンドリュー・ロバートソンを小さな円を描くように動いてかわし再び前進。ファビーニョのプレスをものともせずに最終ラインと対峙すると、立ちはだかったフィルジル・ファン・ダイクには細かいタッチでバランスを崩させた。そして大外で抜け出す準備万端のフィル・フォーデンへラストパス。決定的な場面となったが、ここはリバプールのゴールキーパー、アリソンが素晴らしいセーブを見せた。
スコアこそ動かなかったものの、この試合を決定づけるのはこういうレベルのスーパープレーであるということを感じさせるものだった。