世界ランキング49位のブノワ・ペール(フランス)が、ラケットを提供してくれている母国のラケットメーカー、バボラを訪れ、ラ…
世界ランキング49位のブノワ・ペール(フランス)が、ラケットを提供してくれている母国のラケットメーカー、バボラを訪れ、ラケットを壊すような真似はもうしないと約束した。米テニスメディア Tennis World USAが報じている。【実際の写真】箱詰め、ラケット作り…バボラの工場で精を出すペール
世界18位にまで上り詰めたことのあるペールだが、コート上で感情を露にすることが多く、苛立ちからラケットを破壊する姿もたびたび披露。それを受けて、今年4月にはスポンサーのバボラから声明で苦言を呈された。さすがのペールも反省したのか、この度、バボラの工場を訪れた様子を自身のInstagramに投稿している。
商品の箱詰めやラケット作りに励む自身の写真を投稿したペールは、「悪いことの後には必ず良いことがやってくる!僕が最高のコンディションでプレーできるように常にサポートしてくれているバボラと、日々働いてくれているすべての人々に感謝したい。バボラの施設に行って、自分が使う道具が準備されるまでのすべての作業に貢献できたことは、僕にとって素晴らしい経験となった。バボラ、信頼してくれてありがとう!」とコメント。
さらにそのコメントの最後には「追記:もうラケットは破さないと彼らに約束した」と記している。
新型コロナウイルスの影響で大会の多くが無観客で開催されたり賞金が削減されたことを受けて、ペールは以前「今のツアーは退屈」などと発言していた。だが、状況が改善しつつあることでやる気を取り戻したのか、ここ最近の大会では積極的な姿勢を見せるとともに結果も残している。8月中旬の「ATP1000 シンシナティ」では第6シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)や元世界8位のジョン・イズナー(アメリカ)を退けて、ノーシード選手として唯一のベスト8入りを果たし、「楽しくプレーできている」と話していた。
その後もコンスタントに大会に参加しているペールは、先日まで「ATP250 ソフィア」(ブルガリア・ソフィア/9月27日~10月3日/室内ハードコート)で戦っていた。1回戦では第7シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-4、7-5で破り、連敗を3でストップすることができた。オンコートインタビューでペールは「勝てて良かった。簡単な試合ではなかったよ。アレハンドロはいい選手だから、自分のゲームに集中しなければならなかった。サーブもうまくいって自分のプレーを出し切ったから、今日の試合には満足しているし、良くやったと思っている。自信になった試合だった」と話している。しかし2回戦では、前週に「ATP250 ヌルスルタン」で準優勝したばかりの世界56位ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)に4-6、4-6のストレート負けを喫した。
少しずつ本来の姿を取り戻しているかのように見えるペール。約束通りもうラケットは破壊せず、良い形で今シーズンを終えてほしいものだ。
(テニスデイリー編集部)
※もう見納め?写真は2020年「ATPカップ」でラケットを破壊するペール
(Photo by Chris Hyde/Getty Images)