エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地でのマリナーズ戦に「1番・DH」で出場。初回の第1打席で11試合ぶ…
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地でのマリナーズ戦に「1番・DH」で出場。初回の第1打席で11試合ぶりとなる46号先制ソロを放った。これで今季100打点として、日本人選手では2007年のヤンキース松井秀喜以来の大台に到達。
本格的に二刀流として挑戦したシーズンを投手としては9勝2敗、防御率3・18、打者としては2割5分7厘、46本塁打、100打点、26盗塁をマーク。注目を集めた本塁打王争いではゲレーロJr.(ブルージェイズ)、ペレス(ロイヤルズ)の48本に2本届かなかったが、最終戦でホームランと有終の美を飾った。
【動画】最終戦を46号ホームランで締めた大谷
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初回先頭の第1打席、相手左腕アンダーソンの甘く入ったカットボールを捉えた打球は弾丸ライナーで右中間席へ飛び込んだ。11試合ぶりとなる1発をマークした大谷はゆっくりとダイヤモンドを1周。ベンチでは笑顔で同僚たちの祝福に応えた。45号をマークしてからは前日までの10試合で5敬遠を含む17四球と、「四球攻め」に苦しんだが、この日は原点回帰で数少ないチャンスをモノにした。
メジャー4年目の今季は二刀流を本格始動、充実のシーズンとなった。シーズンで休養を取ったのは162試合中、4試合のみ。打者として155試合、投手としては23試合、投打同時出場は20試合。球宴ではホームランダービー、投打同時出場とまさに全力で駆け抜けたシーズンとなった。
大谷はシーズンを振り返り、「より多く試合に出られたというのは単純に楽しかったですし、それだけ試合に貢献できる頻度が高いということは選手としてもやりがいがあると思うので、すごい楽しい1年だったかなと思います」と充実の表情を浮かべた。
投手としては130回3分の1、156奪三振、打者としては138安打、103得点、100打点を記録。投打5部門での「100」到達はメジャー史上初の快挙となった。
そんな前人未踏のシーズンを送った大谷は「リーグMVP」の座を確実なものとしているが、「殿堂入りも間違いない」といわれている。メジャー4年目にして「殿堂入り」議論は気が早い感じも受けるが、これはメジャーリーグで活躍した選手やメジャーリーグに貢献した人物に敬意を表し、功績を称えるために設立された「野球殿堂博物館」を指す。
ニューヨーク州クーパーズタウンにある同博物館にはこれまで活躍してきたメジャーリーガーたちのゆかりの品が飾られている。野球殿堂入りした歴代の選手、人物の顔をかたどったレリーフが飾られているのを筆頭に、大記録を達成した選手が実際に使用した野球用具を展示するコーナーもあり、ここに今季二刀流として活躍した大谷の野球用具が飾られる可能性があるといわれている。
「今季の大谷の活躍でメジャーリーグの野球が変わるとすら言われています。将来、二刀流を目指す子供たちが増えていくことも予想される。今やメジャーリーグの顔となった大谷の功績をたたえる声は今後、ますます大きくなるでしょう」(メジャー関係者)
同博物館のモットーは「歴史を保存し、優秀さをたたえ、世代をつなぐ」。大谷は今や野球界全体のアイコンとなったことで多くの世代にメッセージを伝えるにふさわしい人材と見られている。
素晴らしい成績を残した大谷は今オフに関してさらにハードなトレーニングを課す予定だという。「まだまだ上にいけると思っている。今年以上のパフォーマンスが出せるようにそういうオフシーズンにしたいと思っている」。自分の伸びしろはまだまだこんなものじゃない―、大谷がどこまで進化を遂げていくのか。日米の野球ファンともども来季を楽しみに待ちたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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