バルセロナのルイス・エンリケ監督が今シーズン限りの退任を発表したことで、誰が後任を務めるのか大きな注目を集めている。そうした中で候補のひとりと目されるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、代表ウィーク中にバルセロナのジョゼップ・マリア・バルト…

バルセロナのルイス・エンリケ監督が今シーズン限りの退任を発表したことで、誰が後任を務めるのか大きな注目を集めている。

そうした中で候補のひとりと目されるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、代表ウィーク中にバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長と会談していたことが報じられた。気の早い英国メディアは点と点を結びつけたがっているが、ポチェッティーノ監督は自身のバルセロナ行きを否定する。

「噂について話すのは好きではないが、あれは噂ではない。火曜の夜にバーで彼に会ったというのは事実だ。彼がバルセロナの会長になる前からの友人だ」

バルトメウ会長と話したことは報道の通りだと認めた。だが旧友と個人的な会話を楽しんだだけだとしている。

現役時代にエスパニョールでスペイン国王杯を制し、監督としても指揮を執ったことがあるポチェッティーノ監督。いまでも古巣への忠誠心を持っており、自分がバルセロナの監督になることはあり得ないとした。

「私はエスパニョールのサポーターだ。この件について多くのことを語る必要はないだろう。ダニエル・レヴィ(トッテナム会長)に解任されたあと、アーセナルの監督になるようなものだ。そんなことは起こり得ない」

イングランド・プレミアリーグで激しいライバル関係にある、トッテナム・ホットスパーとアーセナル。そのクラブ間で移籍することがないのと同じく、自分がバルセロナに行く可能性はないと強調した。

「監督や選手である前に人間として忠実であるべきだ。私はエスパニョールのファンだ。エスパニョールを愛している」