世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が今シーズン中に達成可能な3つの記録を、スポーツウェブメディア Sportsk…

世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が今シーズン中に達成可能な3つの記録を、スポーツウェブメディア Sportskeedaが紹介している。【関連記事】約6年間世界1位!新記録達成のジョコビッチの軌跡を振り返る

「全米オープン」の決勝で世界ランキング2位のダニール・メドベージェフ(ロシア)に敗れたジョコビッチは、年間グランドスラム達成と21個目のグランドスラムタイトルを逃した。それでも今年行われた4つのグランドスラムの通算成績は27勝1敗。今年3月には世界ランキング1位の通算在位期間を311週として、同310週のロジャー・フェデラー(スイス)を抜いて男子歴代最長となるなど、今年だけでも数々の偉業を成し遂げている。

「全米オープン」の決勝直後にジョコビッチは「この先の予定は立てていない。今シーズン中にまた大会に出るかもわからない」と話していた。だが、仮に彼が残りシーズンでもプレーする場合、次の3つの重要な記録に並ぶか、あるいは更新することができるかもしれない。

■マスターズ1000大会のタイトル数で単独トップ

ジョコビッチは現在、マスターズ1000大会のタイトルを36獲得している。これはラファエル・ナダル(スペイン)と並んで史上最多だ。ナダルが足の怪我によりシーズン終了を既に発表している中、ジョコビッチは「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/10月7日~10月17日/ハードコート)出場を辞退。しかし、これまで5度優勝している「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/11月1日~11月7日/室内ハードコート)を制すれば、通算優勝回数で単独トップに立つことができる。

■フェデラーの持つ「ATPファイナルズ」最多優勝記録に並び、史上最年長のチャンピオン

シーズンを締めくくる「Nitto ATPファイナルズ」で5回優勝しているジョコビッチは、フェデラーの持つ6回の最多記録まであと1回と迫っている。ジョコビッチは2008年、2012年、2013年、2014年、2015年の大会で頂点に立っているが、過去5大会では2度しか決勝に進んでいない。既に今年の「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月14日~11月21日/室内ハードコート)出場資格を満たしているジョコビッチがトリノでタイトルを獲得すれば、フェデラーの持つ最多記録に並ぶだけでなく、大会史上最年長のチャンピオンにもなる。フェデラーは2011年に30歳3ヶ月で優勝しており、これが現在の最年長記録となっているが、今年の「Nitto ATPファイナルズ」期間中に34歳と約6ヶ月になるジョコビッチには、大幅に記録を更新できるチャンスがある。

■世界1位で終えるシーズン数で単独トップ

これまでに6度、シーズンを世界1位で終えているジョコビッチは、この記録でピート・サンプラス(アメリカ)と並んで歴代トップ。ジョコビッチは現在1位だが、残り数ヶ月の間に2位のメドベージェフに首位を奪われる可能性がわずかにある。「Nitto ATPファイナルズ」の参加基準として設けられたランキングポイントでジョコビッチとメドベージェフの差は1990ポイント。だが「ATP1000 インディアンウェルズ」と「ATP1000 パリ」、「Nitto ATPファイナルズ」の優勝ポイントは合わせて3500になるため、ハードコートを得意とするメドベージェフが1位になることは十分に可能だ。残りシーズンでジョコビッチがプレーするなら、自分の運命を自らの手でコントロールするチャンスがある。ジョコビッチがメドベージェフを上回る、あるいは同等の成績を収めれば、1位の座は安泰。それにより7シーズンを世界1位で終えることになり、単独トップに立つことができる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのジョコビッチ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)