ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、自身のキャリアや神戸での目標についてイギリス『BBC』のイン…

ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、自身のキャリアや神戸での目標についてイギリス『BBC』のインタビューで語った。

現在37歳のイニエスタ。世界でも指折りのサッカー選手としての地位を確立し、多くの選手から一目置かれる存在であることは周知の事実だ。

バルセロナ時代には4度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝や、9度のラ・リーガ制覇など数多くのタイトルを獲得。また、スペイン代表としても2010年の南アフリカ・ワールドカップで優勝した他、2008年、2012年のユーロも連覇するなど、数え切れないほどのタイトルを獲得している。

卓越したテクニックとパスセンスは世界最高峰の1人であるイニエスタが、ロングインタビューで自身のルーツや古巣のバルセロナへの想い、そして現在プレーする神戸への気持ちを語った。

イニエスタはスペインのカスティージャ=ラ・マンチャ州アルバセテ県のフエンテアルビージャで1984年3月に誕生した。1996年7月にバルセロナのカンテラへと入団。そこからバルセロナで技術を磨いたイニエスタは、2002年7月にファーストチームへと昇格を果たす。

イニエスタは自身の選手としての特徴を改めて語り、考えを語った。

「僕は自分自身を、試合の数歩先を読む直感的な選手だと思っている。僕がプレーするポジションでは、それはおそらく強みであり、可能な限りそれを活用しようと思っている」

「起きていること、頭の中で処理していることがある。それを説明するのは難しいけど、それはオートマチックに起きるんだ。僕は若い頃から、また繰り返しそういったことを通して、学んでいた可能性がある」

「サッカーでは考え始めると、遅すぎることがある」

「僕は10歳からやってきたことだ。これらのエッセンスは、トレーニングや試合で出てくるけど、僕はそれらに導かれているだけだ」

「子供の頃、僕は基本的に故郷の街中や学校のグラウンドでプレーしていた。その環境が成長に役立った」

「その環境との繋がり、自分が誰であるか。そしてどんなタイプの人間であるかによって、特定のタイプの選手になることができるだろう」

「最近、子供達はより整備されたフィールドでサッカーのトレーニングを行っているかもしれない。そういった環境では、彼らは適応していくつかのスキルを習得する必要がある。それぞれの環境は、選手がより良くなることを助けてくれる」