トップランク社が惜別投稿「ありがとうパッキャオ」 ボクシングの元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオが29日、正式に引退を表明した。自身のSNSで発表した。これを受けてかつてプロモートしていた米トップランク社は、パッキャオが次々に豪快KOす…

トップランク社が惜別投稿「ありがとうパッキャオ」

 ボクシングの元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオが29日、正式に引退を表明した。自身のSNSで発表した。これを受けてかつてプロモートしていた米トップランク社は、パッキャオが次々に豪快KOするハイライト動画を公開。再び海外ファンを熱狂させている。

 ついにリングを離れる決断を下したパッキャオ。数々の名勝負を繰り広げてきたが、衝撃的なKOといえばやはりこの試合だ。2009年5月2日、米ラスベガスでのIBO世界スーパーライト級王者リッキー・ハットン(英国)戦だ。

 2ラウンド終了間際、パッキャオの渾身の左フックがハットンの顎を綺麗に打ち抜いた。一瞬で意識を飛ばされたハットンはそのまま崩れ落ち、失神したまま起き上がれない。ボクシング史に残るような鮮やかなKO劇だった。

 トップランク社は「時代の流れを感じるハイライト動画。ありがとう、マニー・パッキャオ」と記して2分13秒の惜別投稿。これに海外ファンからは「一流だ」「特別なファイター」「才能に溢れ、光のようなスピード、パワー、正確性を持った選手だった」「歩くレジェンド」「素晴らしいキャリアでした」「後世に伝えられるファイター」「神」などと興奮する声が上がっている。(THE ANSWER編集部)