SNSで表明、先月のウガス戦が現役ラストファイトに ボクシングの元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオが29日、正式に引退を表明した。自身のSNSで発表した。パッキャオは来年予定されているフィリピン大統領選に出馬表明している。 ツイッターに…

SNSで表明、先月のウガス戦が現役ラストファイトに

 ボクシングの元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオが29日、正式に引退を表明した。自身のSNSで発表した。パッキャオは来年予定されているフィリピン大統領選に出馬表明している。

 ツイッターに「偉大なファンと世界最高のスポーツへ、素晴らしい記憶をありがとう。これは今までの決断の中で最も難しいものでしたが、心穏やかな気持ちです。夢を追いかけ、一生懸命努力し、なにが起こるか見てください。さようなら、ボクシング」とボクシングからの別れをつづった。

 42歳のパッキャオは8月、WBA世界ウェルター級タイトルマッチで、同級スーパー王者ヨルデニス・ウガス(キューバ)に0-3の判定負け(113-115、112-116×2)を喫した。2年1か月ぶりの試合で、団体内の王座統一に失敗。これが自身にとって4年1か月ぶりの黒星となる8敗目だった。

 敗戦後にパッキャオはフィリピンの歌手トニー・ゴンザガの公式YouTubeで「私のキャリアは終わった」などと話したことが伝えられていたが、所属する「MPプロモーションズ」のプロモーター、ショーン・ギボンズ氏が「正式なものではない」と否定していた。(THE ANSWER編集部)