「WTTスターコンテンダードーハ」<9月20~25日>大会最終日の6日、女子ダブルス決勝で長﨑美柚(日本生命)/安藤みなみ(TOP名古屋)ペアがチョン・ジヒ/ヤンハウン(韓国)をストレートで下し、優勝を果たした。

相手はリオオリンピックの女子団体でもペアを組んでいた韓国のベテランペア。経験値では相手に分があるが、破竹の勢いで決勝まで勝ち上がった若き日本ペアが果敢な攻めを見せ、第1ゲームを奪う。長﨑がドライブで攻め、安藤が得意のスマッシュで叩くというコンビネーションで相手を苦しめた。

第2ゲームも序盤からの日本ペアのペース。台上の展開で長﨑が切れ味鋭いチキータを見せると、ラリー戦では安藤が技ありのストレート攻撃で、6-2とリード。中盤で追いつかれたが、相手のドライブを長﨑がバックドライブのカウンターで打ち返し、11-9で2ゲーム連取する。

長﨑美柚/安藤みなみ Photo:World Table Tennis

第3ゲームも日本ペアは攻撃の手をゆるめず、7-4とリード。ここで韓国ペアがタイムアウトを取るも、それでも流れは止まらず、最後も長﨑が3球目バックハンド強打で打ち抜き、優勝を決めた。

これで日本チームは、女子シングルス、ミックスダブルスに続き、今大会3つ目のタイトルを獲得。同メンバーで臨む翌週のアジア選手権につながる、素晴らしい結果となった。

【WTT スターコンテンダー ドーハ】
<女子ダブルス決勝>
長﨑美柚/安藤みなみ 3-0 チョン・ジヒ/ヤンハウン(韓国)
11-8/11-9/11-6





長﨑美柚/安藤みなみ Photo:World Table Tennis