27日開幕の「ATP250 サンディエゴ」(アメリカ・サンディエゴ/9月27日~10月3日/ハードコート)にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場する錦織圭(日本/日清食品)。その1回戦の相手が、同じくワイルドカードで出場する元世界王者のアン…

27日開幕の「ATP250 サンディエゴ」(アメリカ・サンディエゴ/9月27日~10月3日/ハードコート)にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場する錦織圭(日本/日清食品)。その1回戦の相手が、同じくワイルドカードで出場する元世界王者のアンディ・マレー(イギリス)に決まった。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。【関連記事】錦織、ワイルドカードでサンディエゴ大会出場へ。マレーやナカシマも

錦織とマレーが対戦するのはこれが12回目で、過去11回の戦績はマレーの9勝2敗。お互いに近年は怪我が多かったこともあり、最後に対戦したのは2017年「全仏オープン」の準々決勝と、4年以上前となる。

錦織は先月の「全米オープン」で世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて3回戦で姿を消した。一方のマレーは、「全米オープン」でステファノス・チチパス(ギリシャ)に1回戦負けを喫した後、フランスのレンヌで行われたチャレンジャー大会を経て、今週は「ATP250 メス」(フランス・メス/9月20日~9月26日/ハードコート)に出場。第6シードのユーゴ・アンベール(フランス)と世界ランキング66位のバセック・ポスピショル(カナダ)を破って2019年以来のベスト8に進出したが、準々決勝で第1シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)にストレートで敗れていた。

サンディエゴ大会には、そのフルカチュのほか、現在は「レーバー・カップ」に出場中のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、キャスパー・ルード(ノルウェー)、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、デニス・シャポバロフ(カナダ)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)も参戦予定。錦織とマレーの試合の勝者が、2回戦でルードと対戦する。

錦織は今大会出場について「南カリフォルニアを訪れるのはいつも楽しんでいるので、サンディエゴでプレーするのが楽しみです」などと述べていた。徐々に調子を上げているマレー相手にどんなプレーを見せてくれるだろうか。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織圭

(Photo by Al Bello/Getty Images)