「WTTスターコンテンダードーハ」<9月20~25日> 大会5日目の24日、ミックスダブルス準決勝で戸上隼輔(明治大学)/早田ひな(日本生命)ペアが黃鎮廷/杜凱琹(香港)ペアにゲームカウント3-1で勝利し、決勝進出を果たした。

香港ペアは2015・2017年の世界卓球で銅メダルを獲得し、今も世界ランク5位の名コンビ。今大会で初めてペアを組んだ戸上と早田が、どこまで戦えるかに注目が集まった。

第1ゲーム、黃鎮廷の裏面バックハンドのクセ球に手を焼くも、8-9でのスーパーラリーを制した日本ペアがそのまま11-9で奪取する。

黃鎮廷/杜凱琹(香港) Photo:World Table Tennis Photo:World Table Tennis

動きが重なりやすいとされる、右利き同士とは思えない連続攻撃を放つ香港ペア。2ゲーム目は日本ペアが8-11で落とすが、3ゲーム目は日本ペア得意のフォア強打が決まり11-5で取り返す。

初ペアのぎこちなさも薄まり、顔を見合わせてガッツポーズする機会も増えてきた日本ペア。4ゲーム目も終始リードを奪いながら、最後は早田のチキータで11-6と締め、歴戦の香港ペアから勝利を挙げた。

【WTT スターコンテンダー ドーハ】
<ミックスダブルス準決勝>
戸上隼輔/早田ひな 3-1 黃鎮廷/杜凱琹(香港)
11-9/8-11/11-5/11-6