ジョシュアの車にウシク陣営が落書き 海外ボクシングの試合前に痛烈な嫌がらせが起きた。25日(日本時間26日)に英国で行われるWBAスーパー&WBO&IBF世界ヘビー級タイトルマッチ。21日(同22日)のメディアデーでは、挑戦者オレクサンドル…

ジョシュアの車にウシク陣営が落書き

 海外ボクシングの試合前に痛烈な嫌がらせが起きた。25日(日本時間26日)に英国で行われるWBAスーパー&WBO&IBF世界ヘビー級タイトルマッチ。21日(同22日)のメディアデーでは、挑戦者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)のマネージャーが相手の統一王者アンソニー・ジョシュア(英国)の車に落書きをした。英メディアが動画を公開すると、「敬意がないね」と反響が集まっている。

 挑発行為は様々だ。駐車された黒い車。ウシク陣営の男性がスマホで車の側面の撮影している。よく見ると、車体に「USYK」と薄っすら書かれていた。男性はいたずらっぽく笑い、その場を歩き去ろうとしている。

 動画を公開しした英衛星放送「スカイスポーツ」のボクシング専門ツイッターは、「ウシクのチームが傷跡を残した。昨日のメディアワークアウト後、ウシクのマネージャー、エギス・クリマスはAJ(アンソニー・ジョシュア)の車にタグ付けせずにはいられなかった」と説明。英ファンから「敬意がないね」「子どもみたいだな」と泣き笑いの絵文字付きで呆れた様子のコメントが寄せられている。

 この行動に豪メディア「ニュース.com.au」も注目。「クリマスは世界ヘビー級王者の豪華な四輪駆動に、平気で『Usyk』とドアに落書きするのが目撃された」「この車は、スポンサー契約の一環としてジョシュアのために特注された40万オーストラリアドル(約3190万)のレンジローバー SVAutobiographyと推測される」と説明した。

 しかしながら「幸運にも相手の落書きは車についた埃に書かれただけだったため、痕は残らないだろう」としている。すぐに消えるもののようだ。(THE ANSWER編集部)