「WTTスターコンテンダードーハ」<9月20~25日>大会4日目の23日、ミックスダブルス準々決勝で戸上隼輔(明治大学)/早田ひな(日本生命)ペアが、何鈞傑/李皓晴(香港)にゲームカウント3-1で勝利し、ベスト4入りを果たした。

国内屈指のパワータイプである両選手がコンビを組む日本期待ペアリング。今大会が初出場ながら、初戦では力強いコンビネーションを見せて、シンガポールペアをストレートで撃破。続く準々決勝では強豪香港ペアと対戦した。

第1ゲーム、好調な滑り出しを見せた日本ペアが11-3でゲームを先取。ストップレシーブで相手の強打を防ぎ、何鈞傑の攻めに対しても戸上がきっちりと攻め返し、危なげない試合運びを見せる。

何鈞傑/李皓晴(香港) Photo:World Table Tennis Photo:World Table Tennis

第2ゲームも、日本ペアが5-0と序盤からリード。直前に行われた男子シングルス2回戦ではバックハンドのミスが目立ち、ストレート負けを喫した戸上だが、この試合では力も抜け、巧みなコース取りで早田をアシスト。11-2で第2ゲームも連取した。

第3ゲームは早田のレシーブからの展開で何鈞傑に攻め込まれゲームを奪われたものの、すぐに気持ちを切り替えた第4ゲームは、早田が逆チキータも使うなど、積極的なレシーブで主導権を取り戻して相手を圧倒。11-4で勝利し、見事準決勝へ駒を進めた。

【WTT スターコンテンダー ドーハ】
<ミックスダブルス準々決勝>
戸上隼輔/早田ひな 3-1 何鈞傑/李皓晴(香港)
11-3/11-2/7-11/11-4