FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選が3月28日に行われ、日本代表がタイ代表に4-0で勝利した。右ウィングで先発した久保裕也は香川真司、岡崎慎司の得点を演出したほか、後半12分に2試合連続ゴールも決めている。本田圭佑を押し…

FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選が3月28日に行われ、日本代表がタイ代表に4-0で勝利した。右ウィングで先発した久保裕也は香川真司、岡崎慎司の得点を演出したほか、後半12分に2試合連続ゴールも決めている。

本田圭佑を押しのけて2試合連続の先発に選ばれた久保。前半からタイの左サイドを何度も蹂躙する。前半8分には森重真人のスローインを受け、相手DFをかわしてグラウンダーのクロス。香川のゴールをお膳立てした。

同19分には精度の高いボールで岡崎の代表通算50ゴール目をアシスト。2点リードしたあとリズムが悪くなり、タイに攻め込まれる危ない時間帯も続いたが後半12分、チームに3得点目をもたらした。

一連のプレーに対して日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「この2試合で質の高さと決定力の高さを見せてくれた。素晴らしいゴールだったしアシストだった。起用したことが正しかったと裏付けてくれた」と会見で高く評価している。

マン・オブ・ザ・マッチ級の活躍を見せた久保だが、試合後のインタビューでは冷静に今後のことを語った。

「代表定着はあまり意識せず、招集されたときに毎試合結果を残せるように頑張りたい。チームに帰っていろいろな面でもっとレベルアップできるように自分と向き合いながらやっていきたい」