いかなる体験も受け入れて次に生かしていく。パリ・サンジェルマンのマルキーニョスはバルセロナに喫した大逆転負けを振り返り、これもサッカーの一部だと語った。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、パリSGはバルセロナとのファ…

いかなる体験も受け入れて次に生かしていく。パリ・サンジェルマンのマルキーニョスはバルセロナに喫した大逆転負けを振り返り、これもサッカーの一部だと語った。

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、パリSGはバルセロナとのファーストレグに4-0で勝利していた。アウェイゴールを許さない完勝でベスト8進出は間違いないかに思われた。だが敵地で行われたセカンドレグに1-6で大敗。2戦合計スコアで逆転されベスト16敗退に終わった。

史上最大の逆転劇を許した『カンプ・ノウの悲劇』はフランス国内で大批判を受けた。

「自分の人生においてできるだけ前向きな姿勢で振る舞うようにしている。あの状況はポジティブとはほど遠いものだった。パリSGで喫したバルセロナでのあのような負けからは、どんなポジティブな要素も見つけ出せない」

サッカー人生の中でも特につらい体験をしたマルキーニョス。だが立ち止まってはいられない。

「地に足をつけなければならない。そういう時間というのはあるものだ。サッカーではそういうことや瞬間があるのだと理解しなければならない。4-0で勝ったときにはとてもポジティブで本当に良い感じだったのに、そのあとで僕らは負けてしまった。ひどいことがたくさんあってネガティブなこともたくさんあった。悲しかった。サッカーにはそういう時間もある。僕らはそれを生かしていかなければならない」

大逆転負けを喫し落胆するパリ・サンジェルマンの選手達(2017年3月8日)(c) Getty Images

大逆転負けを喫し落胆するパリ・サンジェルマンの選手達(2017年3月8日)(c) Getty Images