フランスのジョーウィルフリード・ツォンガとリシャール・ガスケは、来月のデビスカップ・ワールドグループ準々決勝「フランス対イギリス」戦を欠場することになる。 フランスのデ杯代表監督、ヤニック・ノアは、初めての子供の誕生に際し、1回戦を欠場…
フランスのジョーウィルフリード・ツォンガとリシャール・ガスケは、来月のデビスカップ・ワールドグループ準々決勝「フランス対イギリス」戦を欠場することになる。
フランスのデ杯代表監督、ヤニック・ノアは、初めての子供の誕生に際し、1回戦を欠場したことに続き、大会出場数が足りないツォンガには、万全の状態でプレーする準備ができておらず、ガスケは、まだ虫垂炎の手術からの回復期にある、と説明した。 「ジョーはこのところ、あまりプレーしておらず、リシャールは徐々にトレーニングを始めたところだ。彼が激しい戦いに耐え得るレベルに戻るには、あと15日は必要だろう」とノアは記者会見の場で言った。 世界11位のガエル・モンフィスもまた、膝、アキレス腱、つま先の問題のため、4月7日から9日に、フランス・ルーアンのクレーコートで予定されている対戦に出場しない可能性が高い。とはいえ、モンフィスは控えメンバーとして、ニコラ・マウ、ピエール ユーグ・エルベール、ジル・シモン、ルカ・プイユとともに、チームのリストに名を連ねた。 「ガエルの医師とフィジオセラピストによれば、彼は今週末にはふたたび練習を始められるはずだ」とノアは言った。 ノアは、国のために戦う意欲が感じられないと、モンフィスを非難し、日本との初戦で彼をチームから外していた。その公然の衝突のあと、モンフィスと話しをし、本人がフランス代表への献身を保証したのだ、とノアは明かした。 「ガエルは、プレーしたいと願っている、と言っている。だから私は、その言葉を信じると彼に言った」とノアは言った。「彼はすぐれたデビスカップ・プレーヤーだ。私は彼に、心理的にも肉体的にもベストの調子でいてもらいたい」 イギリス代表監督、レオン・デービスは、同日のより早い時間に、世界1位のアンディ・マレーも肘の故障のため、この対戦を欠場することになると発表していた。
フランスとイギリスがクレーコート上で対戦するのは、1978年にロラン・ギャロスで行われたヨーロッパ・グループの準決勝で、イギリスが3勝2敗で勝ったとき以来のこととなる。(C)AP