日本代表ハリルホジッチ監督、自身3チーム目のW杯出場権獲得へ意気込む

3月28日にロシア・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選でタイ代表と戦う日本代表。前日会見に出席したヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「W杯出場を逃すような愚かなことはしないつもりだ」と語った。

タイは23日に行われたサウジアラビア代表との試合に0-3で敗れ、1分け5敗の勝ち点1でグループ最下位。過去のW杯予選対戦成績でも日本が5戦全勝で圧倒している。だがレコード更新を予想する声に対しハリルホジッチ監督は、「多くの人が思うような簡単な試合にはならない。タイはクオリティのあるチームで、オーストラリアには勝ちそうだった」と慎重だ。

ハリルホジッチ監督は過去にコートジボワール代表を率いて、2010年南アフリカW杯出場権を獲得。だが2010年2月のアフリカネーションズカップでは優勝できず、本大会前に解任された。その後はアルジェエリア代表を率いて2014年ブラジルW杯でベスト16まで勝ち進んでいる。

「個人的なことだが私が率いる3チーム目として日本をW杯に連れて行きたい。いままで以上にハードワークをしてこのプロジェクトに臨みたい。これを失敗するような愚かなことはしないつもりだ」