「ウィンブルドン」には英国を代表するリキュールを使った「ピムスカップ」、競馬アメリカクラシック三冠の一つである「ケンタッ…
「ウィンブルドン」には英国を代表するリキュールを使った「ピムスカップ」、競馬アメリカクラシック三冠の一つである「ケンタッキー・ダービー」にはウィスキーカクテル「ミントジュレップ」。これらの何世紀にもわたる歴史を持つ名物ドリンクにはまだまだ及ばないものの、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)の大会特製カクテル「ハニーデュース」が15周年を迎えた。米テニスメディアBaselineが伝えている。【実際の投稿】スティーブンスとハニーデュースを飲む母親
ハニーデュースとは、ウォッカ、レモネード、ブラックラズベリーのリキュールで作られた暁色のカクテル。丸くくり抜かれたハネデューメロンが添えられていて、「全米オープン」ロゴ入りグラスで提供される。無観客で開催された前回大会では、このカクテルが作れるセットを自宅へ届けてくれるというサービスまで登場するほど、すっかり名物ドリンクとして定着している。
このドリンクが生まれたのは2006年。「全米オープン」のスポンサーであるウォッカブランドのグレイグースが、ニューヨークの人気レストランGramercy Tavernの経営者Nick Mautone氏に、大会特製ドリンクの製作を依頼したことがスタート。
試作をしては失敗を繰り返していたMautone氏は、旅行中にたまたまハネデューメロンと出会ったという。最近のVOGUEのインタビューで当時を振り返り「僕は思ったんだ…。まるでテニスボールみたいだ」と閃いたと語っている。そんな偶然の出会いから生まれた、テニスボールを模したハネデューメロンの串刺しが飾られた視覚的にも楽しいハニーデュースはデビューからすぐに大ヒット。
今では、観戦に来たファンはもちろんプレーヤーやその家族もハニーデュースに夢中になっている。スローン・スティーブンス(アメリカ)は、このドリンクが大好きな母の事を“ハニーデュース・ガール”と表現。また、2014年「ウィンブルドン」ファイナリストであるユージェニー・ブシャール(カナダ)はTwitterで「ハニーデュース、めちゃくちゃ飲みたい」とつぶやくほど。
これからも「全米オープン」会場でハニーデュースを飲むことは、ファンやプレーヤーにとって毎年のお楽しみとして続いていくことだろう。
【ハニーデュースの作り方】
1. よく冷やしたハイボールグラスを用意し、氷をグラスいっぱいに入れる。
2. グレイグースウォッカ(40ml)をグラスに注ぐ。
3. フレッシュレモネード(90ml)とシャンボールリキュール(10ml)を加える。
4. 丸くくりぬいたハネデューメロンを串に刺して凍らせたものを飾って出来上がり!
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全米オープン」特製カクテル、ハニーデュース
(Photo by Monica Schipper/Getty Images for Grey Goose)