巨人・丸佳宏外野手(32)が苦戦している。8日のDeNA戦(横浜スタジアム)では「5番・中堅」として、先発出場。最近は…

 巨人・丸佳宏外野手(32)が苦戦している。8日のDeNA戦(横浜スタジアム)では「5番・中堅」として、先発出場。最近は1番での出場が多かったとあって、久々のクリーンアップとして持ち味の勝負強い打撃が期待される。

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 一方、丸に対する原監督の目は厳しさを増している。この3連戦前には最近の丸に関して「普通にやってくれないと。そういう位置付けの人。ここのところの10試合ぐらいの打率っていうのは見られたもんじゃない」と二軍落ちまで示唆し、厳しい言葉を投げかけていたのだ。3連戦初戦となる前日の試合はスタメンを外れ、途中出場。四球と三振に終わった。この日は再びスタメンに戻されたが、新戦力のハイネマン、故障から復帰を目指す梶谷もまもなく合流予定とあって、外野手の層は一気に厚くなる。早急に結果を出すことが求められている。

 なかなか上昇気流がつかめない中、丸が浮上するためのキーマンと見られているのが村田修一野手総合コーチだ。村田コーチといえば、何といっても伝説の「神宮事件」を乗り越えた男として知られる。

 現役時代の2012年、9月7日のヤクルト戦で5番に座った村田は初回無死一、二塁の場面で空振り三振。2回の第2打席でも併殺打に倒れた。村田は前カードの阪神戦でも3度の得点圏で凡退しており、原監督の堪忍袋の緒が切れた。2回に交代し、試合途中の帰宅を命じたのだ

 ただ、この話には続きがある。その後、丸刈りにしてまで試合に出続けた村田を歓喜の瞬間が待っていた。この年、チームは日本ハムを破り、日本一に輝いた。「優勝するチームで野球をやりたい」とDeNAから移籍してきたハマの主砲の夢は叶えられたのだ。

 「村田は8番降格も経験したりと辛酸をなめている。常勝軍団における外様の苦しさ、原監督の厳しさは骨身にしみてわかっているし、その上で首脳陣として原監督の『真意』を伝えられるのも、村田しかいない。期待をかける選手にこそ、より厳しくあたる傾向のある指揮官の意図を組んで、しっかりチームを動かせるか。ここは彼の出番だと思いますよ」(球界OB)

 7日の試合はエース・菅野の乱調も響き、敗れた。5試合連続白星なしと優勝争いから一転、一気に暗雲が漂ってきたチームに「わっしょいベースボール」を再び取り戻すには、打線の奮起が欠かせない。不振に悩む丸をいかにサポートできるか。現役時代は「男・村田」で知られた同コーチの「男気」に期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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