イガ・シフィオンテク(ポーランド)は、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)に…

イガ・シフィオンテク(ポーランド)は、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)に向けてアシュリー・バーティ(オーストラリア)と共に練習し、バーティから学ぼうとしていることについて語った。テニス関連ニュースサイトTennis Headが報じている。【全米オープン特設サイト】無料配信、ドローなどまとめてお届け!

現在世界ランキング8位のシフィオンテクは、世界1位のバーティとの練習は「本当に刺激になる」と話した。シフィオンテクはさらに、世界2位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)とも練習を行った。

バーティとの練習について、シフィオンテクはこう話した。「本当に刺激になるわ。アッシュ(バーティの愛称)との練習は別物なの。彼女の物の考え方や物事の扱い方を見られるからね。間違いを犯しても、彼女はイライラしない。苛立っているようには見えないわ」

「苛立ちを感じている時でも、彼女はそれを、もっとうまくプレーするために活かす。だから私は彼女から学ぼうとしているの。どうすれば彼女の境地に到達できるか完全に理解するにはあと数年かかると思うけど、彼女は見て教訓を得るにはもってこいの素晴らしい選手よ」

「私のランキングを思えば、今は自分より上のランキングの選手と練習するのが比較的簡単な時もあると思う。練習の時にはランキングのことを考えるべきではないし、それは馬鹿げていると分かっているけれど、結局みんな気にしているわ。考えないようにするのは難しい時もある」

「でもトップ選手と練習すると、普通の状態に戻ったように思えるの。1年前、私がまだ誰にも知られてなかった頃の、物事が今より簡単だった状態ね。その頃の感覚をまた味わえるのはいいものだったわ。でも、無名選手としてではないプレーの仕方を学ぶ方がもっといいでしょうね。今は自分に時間をあげているの」

今大会第7シードのシフィオンテクは、1回戦では予選勝者の世界194位ジェイミー・ローブ(アメリカ)を6-3、6-4で退け、2回戦では世界74位のフィオナ・フェロ(フランス)を、3回戦では第28シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を、いずれもフルセットで下し4回戦へと駒を進めた。

20歳のシフィオンテクは、優勝候補であり今年の「ウィンブルドン」覇者である第1シードのバーティと準々決勝で対戦する可能性があったが、誰もが驚いたことにバーティは3回戦で、地元の世界43位シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)に2-6、6-1、6-7(5)で敗退してしまった。

シフィオンテクは今夜、オリンピック金メダリストで第11シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)と4回戦で対戦する。ベンチッチは2014年大会でベスト8に、2019年大会でベスト4に進出しており、それが彼女のグランドスラムでの最高成績である。一方シフィオンテクのグランドスラムでの最高成績はもちろん2020年の「全仏オープン」優勝だが、全米では4回戦進出はこれが初めて。どちらが勝つにしても、素晴らしい試合が期待できそうだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのシフィオンテク

(Photo by Sarah Stier/Getty Images)