昨季のワールドシリーズでカブスに3勝4敗と競り負けたインディアンス。1948年以来となるWS制覇を逃した古豪は捲土重来を期し、再スタートを切っている。そんな中、同球団のマイク・チャーノフGMの6歳になる息子が米ラジオで選手契約について“暴露…

昨季のワールドシリーズでカブスに3勝4敗と競り負けたインディアンス。1948年以来となるWS制覇を逃した古豪は捲土重来を期し、再スタートを切っている。そんな中、同球団のマイク・チャーノフGMの6歳になる息子が米ラジオで選手契約について“暴露”する珍事が起き、話題となっている。

■チャーノフGMの6歳の息子が米ラジオ番組で選手契約に言及、爆笑の渦

 昨季のワールドシリーズでカブスに3勝4敗と競り負けたインディアンス。1948年以来となるWS制覇を逃した古豪は捲土重来を期し、再スタートを切っている。そんな中、同球団のマイク・チャーノフGMの6歳になる息子が米ラジオで選手契約について“暴露”する珍事が起き、話題となっている。

 昨季途中に左腕アンドリュー・ミラーをヤンキースから獲得するなど手腕を発揮したチャーノフGM。その補強策も奏功し、チームはワールドシリーズまで勝ち上がった。そのチャーノフ氏の息子のブロディくんが25日(日本時間26日)、ホワイトソックス-インディアンスのオープン戦を中継した米ラジオ番組に9回にスペシャルゲストとして出演。すると実況のトム・ハミルトン氏がこう尋ねた。

「2人だけの内緒で、みんな聞いているんだけど、お父さんは最近どんな電話をかけてた? 誰を獲得しようとしてるのかな? 彼は我々には教えてくれないんだよ。教えてくれる?」

 ラジオでライブ中継される中、ブロディ君が「父さんはリンドーアと7年契約を結ぼうとしているんだよ」と答えると、思わぬ“暴露”にスタジオは爆笑に包まれた。

■実況もすかさずフォロー「これ以上は喋らないほうがいいね」

 フランシスコ・リンドーア内野手は2015年にメジャーデビューを果たした若手有望株。昨季は158試合に出場し、打率.301、15本塁打、78打点、19盗塁と活躍し、ゴールドグラブ賞にも輝いた。今年のWBCにもプエルトリコ代表として出場し、準優勝に貢献。最優秀遊撃手にも選出されている。そんな23歳と新たに7年契約を結び直そうとしている敏腕GMの動きを、ブロディ君が明かしてしまった。

 ハミルトン氏もさすがに焦った様子で「ブロディ、これ以上は喋らないほうがいいね」とフォローした後、「みなさん、わかりましたか。インディアンスラジオネットワークで、我々はついにスクープしました」と爆笑しながらスペシャルゲストの活躍を称えた。

 この一幕は米国内で話題となっており、MLB公式動画サイト「Cut4」も「GMの息子が可愛らしくニュースを漏らした?」とレポート。米「FOXスポーツ」電子版も「インディアンスGMの6歳の息子がライブ中継のインタビューで可愛らしく契約問題のスクープを暴露」と伝えている。