「BURTON US OPEN」ハーフパイプ結果速報35周年を迎える世界で最も長く続いているスノーボードコンペティション、「THE 2017 BURTON US OPEN SNOWBOARDING CHAMPIONSHIPS」 の最終日はハ…
「BURTON US OPEN」ハーフパイプ結果速報
35周年を迎える世界で最も長く続いているスノーボードコンペティション、「THE 2017 BURTON US OPEN SNOWBOARDING CHAMPIONSHIPS」 の最終日はハーフパイプのファイナルが行われ、男子はショーン・ホワイト、女子はクロエ・キムが共に連覇を果たし、優勝賞金US$45,000を手にした。
青空のもと、完璧にシェイプされた22フィートのハーフパイプを舞台に行われた大会最終日のハーフパイプ・ファイナル。2018年の平昌冬季オリンピックへ向けて最後のメジャーコンテストとして、高いレベルのパフォーマンスが繰り広げられた。
3本のランのベストスコアが採用されたファイナルラウンド。16歳のディフェンディングチャンピオン、クロエ・キムは既に優勝が決まっていた最後のランで、ルーティンの難易度を上げて87.12ポイントを獲得。
バックサイドエア→フロントサイド1080テイルグラブ→キャブ720メロングラブ→フロントサイド900→マックツイストインディグラブのランを成功させたクロエは、「US OPENには昔から来ているけど、今年もまた戻ってくることができて良かったわ。ライディングにも満足しているし、最高の気分ね」とコメントした。
2位には80.12ポイントのエレナ・ハイト、3位には17歳のマディ・マストロが入り、上位3名をアメリカ勢が占める結果となりました。4位は新潟県出身の17歳、冨田せな、松本遥奈は5位となっています。ケリー・クラークは公式練習中のアクシデントにより棄権となっています。
10名で争われた注目の男子ハーフパイプは、ショーン・ホワイトが強さを見せて、2年連続、初優勝の2006年から通算7度目の頂点に立った。
「他のライダーが激しいランをしていたのを知っていたので、自分もステップアップしなくてはいけないと考えていたんだ」と今日のライディングを振り返ったショーンは、2本目に特大のバックサイドエアからダブルコーク1080ステールフィッシュ→キャブダブルコーク1440ミュートグラブ→フロントサイド540ステールフィッシュ→バックサイドダブルマックツイスト→フロントサイド900テイルグラブを決めると、2位に10ポイント近い大差をつける92.74ポイントをマークして、3本目を待たずに優勝を決めた。2位にはスコッティ・ジェームス、3位にはチェイス・ジョージーが入った。
Women’s Halfpipe Finals Results
1位:クロエ・キム(USA)87.12
2位:エレナ・ハイト(USA)80.12
3位:マディ・マストロ(USA)78.25
4位:冨田せな(JPN)77.00
5位:松本遥奈(JPN)75.00
6位:ケリー・クラーク(USA)DNS
Men’s Halfpipe Finals Results
1位:ショーン・ホワイト(USA)92.74
2位:スコッティ・ジェームス(AUS)82.87
3位:チェイス・ジョージー(USA)79.87
4位:イウーリ・ポドラチコフ(SUI)78.24
5位:片山來夢(JPN)77.75
6位:ダニー・デービス(USA)59.50
7位:平野歩夢(JPN)51.00
8位:パット・バーグナー(SUI)46.87
9位:デビッド・ハブルッツェル(SUI)44.87
10位:ジェイク・ペイツ(USA)38.62