アメリカ・フロリダ州マイアミで開催されている「マイアミ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/3月21日~4月1日/賞金総額769万9423ドル/ハードコート)の女子シングルスで、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)がホームのアドバン…

 アメリカ・フロリダ州マイアミで開催されている「マイアミ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/3月21日~4月1日/賞金総額769万9423ドル/ハードコート)の女子シングルスで、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)がホームのアドバンテージを生かして勝ち上がっている。

 自身、自分のホームタウンの大会とみなしているこのマイアミ・キービスケーンでキャリア18回目の同大会をプレー中のビーナスは、3回戦で予選を勝ち上がったパトリシア マリア・ティーグ(ルーマニア)を6-3 6-0で下して4回戦に進出した。

 ビーナスは州間高速道路95を160kmほどいったところにあるパームビーチ・ガーデンズに住んでいる。

 「南フロリダは大好きよ」とビーナスは勝利のあと、スタジアムの観客たちに向かって言った。「本当にホームだと感じている」。

 彼女はここマイアミで3度優勝したことがあり、最後のタイトルは2001年のものだった。

 第11シードのビーナスは次のラウンドで、第7シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)と対戦する。2006年大会で優勝し、昨年は準優勝を果たしているクズネツォワは、3回戦でやはり予選勝者のテイラー・タウンゼント(アメリカ)を6-4 6-2で退けた。  世界1位のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)は最初の3ゲームを落としたが、そこから巻き返して6-4 7-5でシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を倒した。(C)AP(テニスマガジン)