バルセロナからベシクタシュへとレンタル移籍したボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチが、ロナルド・クーマン…

バルセロナからベシクタシュへとレンタル移籍したボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチが、ロナルド・クーマン監督への不満をぶちまけた。スペイン『マルカ』が報じた。

ピャニッチは2日、ベシクタシュへのレンタル移籍が決定。1年間のレンタルとなる。

2020年夏にブラジル代表MFアルトゥールとのトレードでユベントスからバルセロナへと加入したピャニッチ。大きな期待を寄せられて加入した。

シーズン当初は起用されていたピャニッチだが、2月から5月まではベンチ入りするも出場機会はなくなるなど、クーマン監督の構想外に。さらに今シーズンは1度も試合に出場することなく、ベシクタシュへと活躍の場を移した。

加入時には涙を流すほど、幼少期からバルセロナに憧れていたピャニッチ。しかし、残念な形でクラブを去る事となったが、スペイン『マルカ』のインタビューで現在の心境を語った。

「とても幸せだし、やる気に満ちている。ベシクタシュとのプレゼンテーションのあと、サラエボに到着した」

「全てが上手くいったね。昨シーズンのような状況を受け入れることはできなかった。それを望んでいないことは明らかだったよ」

「僕はサッカー選手だ。いつも多くプレーするのが好きだし、それが僕を幸せにしている。そして、僕はこの新たな使命をスタートさせることに意欲的だよ」

また、バルセロナでのプレーについては楽しかったとのこと。憧れのクラブでプレーできたことは良かったとしながらも、今の状況は良くないとした。

「僕はいつだってバルセロナのプレーの仕方が好きで、彼らの試合を観戦していた。近年のバルセロナの哲学が、僕のサッカーと僕の好きなものに適していたことは明らかだよ」

「そして僕がバルセロナにいた時、選手を見るとわかる。僕が外から夢見ていたことだった。僕にとってバルセロナのようなクラブでプレーすることは、常に大きな目標だった。でも、あらゆる点で、こんなに複雑な状況になるとは思っていなかった。選手としてだけじゃなく、COVIDについても気がかりだよ」

明らかにクーマン監督の構想外となっていたピャニッチ。自身に何の問題があるのかを自問自答し続けていたと明かした。

「正直、僕は何度も自分に問いかけ、何が悪かったのかを考えた。記者会見で僕が「もっとプレーしたい」と言ったことが気に入らなかったのかもしれない。でも、どんな監督で『よし。ライバルに対してこういうことを言えるのは良い』と思ってくれるはずだ」

「そうでなければ、僕のことが嫌いなのかもしれない。そうならば、面と向かって『君は私の構想にない』と言って欲しかった。フェイス・トゥ・フェイスがなかったから、理解できない。僕にとっては初めてのことで、複雑な気持ちだ」

また、クーマン監督への不満はかなり溜まっている状況。特に、レギュラーではない選手への態度があり得ないと批判し、全くトレーニングを見ないと告白した。

「監督にとって一番深刻だったのは、グループに対するリスペクトの欠如だと思う。試合後、プレーしていない選手はしっかりとトレーニングを行い、試合に出た選手は次の試合に向けて回復していく」

「プレーしていない選手たちにとって深刻なのは、監督はプレーしない選手の様子を見なかったということだ。これは初めてだね。選手がどうやってモチベーションをあげているか。『僕はここにいます』と言うか、どのようにトレーニングをしているか、どんな姿勢なのかを見にこないで、どうやって状況を変えるというんだ?」

「ある選手が試合で悪い結果を出してしまった。次の日、その選手がどういう行動をとるのかを見てみる。これは僕が今まで見てきた中で、最も醜いものの1つで、僕にとっては大きな敬意の欠如だ。僕たちは頑張り、プレーしていない選手たちにとっては簡単ではないけど、彼はシーズン中ずっといなかった」

「そんなことを見てきたから、そう言っている、今では過去のこととなり、プレーして戦うための解決策を見つけることができたので、とても満足している」

また、最後には監督に見下されたか?と聞かれ「監督はそうでしょうね。はい」と答えたピャニッチ。クーマン監督との溝は埋まることはなさそうだ。