「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハード…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が予選勝者の世界ランキング55位、カルロス・アルカラス(スペイン)に3-6、6-4、6-7(2)、6-0、6-7(5)で敗れた。ATP公式ウェブサイトが伝えている。【マッチハイライト動画】カルロス・アルカラス vs ステファノス・チチパス/全米オープンテニス2021 3回戦

この試合でアルカラスは61本のウィナーを記録。試合後、チチパスはこれが初対戦だった18歳の若手を「グランドスラム優勝を狙える選手だよ」と称えた。さらにこう続ける。「彼のボールのスピードは驚異的だね。あんなに凄いショットを打つ選手を見たことがなかったから、慣れるのに時間がかかった。彼のゲームスタイルに自分のテニスを順応させるのは大変だったよ。今日は、自分のレベルを途中で引き上げる必要があるタイプの試合だった。自分の思うように試合が進んでいると思っても、最後はそうならないんだ」

チチパスはセットカウント1-2となった後、第4セットをベーグルで、わずか27分で取った。対するアルカラスは、第4セット終了後にメディカルタイムアウトを取って足の治療を受けていたにもかかわらず、第5セットで逆襲。最終セットのタイブレークで2本のマッチポイントを逃したが、ニューヨークの観客を味方につけたアルカラスは慌てず、3本目をモノにした。

「積極的に出て圧倒した第4セットの後なので、この敗戦はほろ苦いね。彼は最終セットでは基本的に第1セットと同じだったと思う。リスクを恐れず、どのショットも積極的に狙っていくスタイルだ。正直、第5セットであんなに素晴らしいプレーをする選手を見たのは初めてだったよ」

「僕の試合になるはずだった。負けてはいけない試合だったんだ。後はこの敗戦から学ぶだけだね」

「彼は若く、諦めずに戦った。僕はかなり深いリターンを打ってプレッシャーをかけようとしたんだけど、彼はうまく対処していたね。落ち着いて、うまくコントロールし、ウィナーを決めてきた。びっくりしたよ。第4セットを0-6で落とした後、こんなにレベルを上げられる選手とは思っていなかった。まったく別の選手になっていたよ」

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのチチパス(右)とアルカラス(左)

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)