錦織圭、前哨戦で敗れたマクドナルドに雪辱!最終セットでギアを上げ「自分のプレー…

錦織圭、前哨戦で敗れたマクドナルドに雪辱!最終セットでギアを上げ「自分のプレーもガラッと変わった」

9月2日、USオープン男子シングルス2回戦に登場した錦織圭(日清食品/世界ランク56位)は、前哨戦のATP500ワシントン大会準決勝で敗れたマッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同61位)と対戦。7-6(3)、6-3、6(5)-7、2-6、6-3のフルセットで下し、同大会8度目の3回戦進出を果たした。

【動画】錦織圭、前哨戦で敗れたマクドナルドにリベンジ! 2回戦マッチハイライト

この日の試合、錦織は第1セットでマクドナルドにリードを許しながらも後半で追いつき、タイブレークでセットを奪取。続く第2セットも奪い、勝利まであと1セットとする。第3セット序盤からプレッシャーをかけた錦織は、5-4とサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。しかし、そこからマクドナルドが粘りのテニスを展開。錦織はマクドナルドのプレーに押されそのまま第3、4セットと奪われてしまう。勝負のファイナルセット、疲れが出てきた錦織は第1ゲームでブレークを許したが、それまで不調だったフォアハンドで攻撃。2度のブレークに成功して、3時間57分の激闘を制した。

試合後、錦織は「どっちがどのセットをとってもおかしくないような展開だった」と、タフな試合だったとコメント。その中でも、「あそこを連続してブレークできたところが1番のカギだった」と、最終セットでリードを許しながらもギアを上げて第2、第4ゲームとブレークできたことが勝因だったと語った。

3回戦で錦織は、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)と対戦。ジョコビッチとの対戦成績では2勝17敗と、現在16連敗中を喫している。それでも、最後に勝利を挙げた場所は、2014年に初めてグランドスラム決勝に進んだこのUSオープンの舞台。錦織は、ジョコビッチとの対戦について海外記者から問われ、「あれは僕のベストマッチの1つだと思う。そのおかげでここでプレーしている時の気分は良くなる。彼(ジョコビッチ)は最高のプレーヤーだが、ここで戦って良い思い出もある。少し前向きになれる」と、勝つためにジョコビッチ以上のプレーをしなければならないとした。

以下、会見での錦織の一問一答である。

Q.風が強かったですがどのような影響があって、最終的にどう対処できましたか?

「フレームショットだったり、相手も苦戦していましたけど、リターンが難しかったりした。かなりボールが動いていたので、昨日の影響かわからないですけど。それで、やっぱり攻めるのか入れにいくのかというところで、自分の中でいろいろ模索しながら(プレーしていた)。3、4セットを、特に4セット目はラケットが振れていなくて、入れにいったところをそれが全部フレームだったり、ミスをしたりというのが続いていた。5セット目1ゲームをブレークされて、やっと吹っ切れましたね。そこからたぶんボールも伸びていたと思うし、ミスも減りましたし。風をうまくやっと使えることができたのが後半でした」

Q.8月上旬の対戦から今日の試合に向けた対策、マクドナルド選手のプレーはどうでしたか?

「強かったですね、同じくらい。最初の2セットはいろんなショットで封じれたかなと思っていましたけど、3、4セット目は彼のフォアがかなり後ろからでもウィナーを取られたり、自分が相手のミスを待ってしまっていたところを突かれた。もちろんいろいろ話し合って、かなり対策としてはあったんですけど、それをあんまり生かせないというか、それを上回る彼のいいプレーがあった。作戦はありましたけど、自分のプレーが良くならないと勝てないなというのは序盤から思っていました」

Q.我慢のテニスだったと思いますが、勝利を引き寄せられたポイントはどこですか?

「1セット目からアップダウンのあるシーソーゲームみたいな、本当にどっちがどのセットを取ってもおかしくないような展開だったので、強いて言えば最後のセットで突き放せたところ。2-1、3-1にしてというあそこを連続してブレークできたところが、1番のカギだったかなと思います。自分のプレーもガラッと変わりましたし、悪い流れをあそこでブレークバックできて、ガラッと雰囲気は自分の中で変わったのかと思います」

Q.第3セット第10ゲームをラブゲームでブレークされましたが、あの場面はどうでしたか?

「彼のプレーが良かったのはあれですけど、自分のプレーがちょっと消極的だったなというのは感じました。彼のプレーに押されてしまったところもありましたし、もちろん取れていればもうちょっと楽に終わったので、これがなかなかテニスの難しいところかなと感じました」

Q.東京オリンピックで敗れたジョコビッチとの戦いとなりましたが、どういう試合にしていきたいですか?

「オリンピックの時は自分がかなり悪かったので、自分のせいというか最初からブレークされて、両セットとも。そこからだいぶ楽に試合をさせてしまったので、それを修正することと、なんとなくやりたいことはこの前、あのスコアでしたけど頭には入っている。やりたいことがしっかりできて、自分のプレーが良ければチャンスはあるのかなと」