錦織圭、世界61位マクドナルドの追い上げを振り切りUSオープン8度目の3回戦進…
錦織圭、世界61位マクドナルドの追い上げを振り切りUSオープン8度目の3回戦進出
USオープンテニス大会4日目を迎えた9月2日、男子シングルス2回戦が行われ、錦織圭(日清食品/世界ランク56位)は、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同61位)と対戦。7-6(3)、6-3、6(5)-7、2-6、6-3で下し、3回戦進出を果たした。
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2年ぶり11度目のUSオープンとなった錦織は、1回戦でサルバトーレ・カルーソ(イタリア/同113位)に6-1、6-1、5-7、6-3で勝利。試合後には、前哨戦で痛めていた右肩について「100%まで治ったかと言われると分からないが、今日は問題なかった。休んでいた割にいい1回戦だった。4セットで勝ててホッとしている」と、大会8度目の2回戦進出に胸をなでおろした。
この日の対戦相手、マクドナルドとはUSオープン前哨戦の「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンD.C./ATP500)準決勝で対戦し、4-6、6-3、5-7のフルセットで敗れている。錦織は「こういうサーフェスが好きそうな選手。この前、負けていることもあるし頑張りたい」とリベンジしたいと語っていた。
第1セット、先にリードを許した錦織は、直後の第5ゲームでブレークバックに成功するが、その後も錦織にとって厳しい展開が続く。ファーストサーブのポイント獲得率が低く、第6ゲームで再びサービスゲームを破られ、3-5となったマクドナルドのサービング・フォー・ザ・セットで、ブレークに成功するも、4-5では自らのミスが重なり、0-40に。3本のセットポイントを握られたが、5ポイントを連取しピンチをしのぐと、そのままタイブレークに突入する。プレッシャーのかかる場面をことごとく守り切った錦織、そのタイブレークではマクドナルドのミスを引き出し、2度のミニブレークで第1セットを奪った。
これで勢いづいた錦織は、第2セット第2ゲームでマクドナルドのサービスゲームを破り、リードを奪う。第5ゲームでは0-40とされたが、第1セットを失った焦りからかマクドナルドにミスが続き、サービスキープをする。このままマクドナルドを抑え込みたい錦織だったが、第7ゲームでアンフォーストエラーが重なり、ブレークを許してしまう。それでも第8ゲームで再びブレークをすると、そのまま第2セットを奪取した。
2セットを連取し一気に勝負を決めたい錦織は、互いにブレークして迎えた第5ゲームでブレークし、その後もサービスキープを続け5-4のサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。しかし、ここでストロークのミスが出てしまい、ラブゲームでブレークを許して、そのままタイブレークまでもつれ込んだ。そのタイブレーク、3度のミニブレークを許した錦織が、2-6から追い上げたものの、最後はマクドナルドのサービスエースが決まり第3セットを落とした。
第4セット、錦織は第1ゲームでストロークのミスが連発。嫌な流れを断ち切れず、マクドナルドにブレークを許す。その後、マクドナルドの粘りを前に簡単にサービスキープができず、リズムをつかむことができない。結局、第7ゲームでもブレークされ、2-6でセットを落として勝負はファイナルセットにもつれた。
フルセットでの勝率を73%と現役選手の中でもトップクラスの勝負強さを誇る錦織。だが、3時間を超える戦いに疲れが出てきたか、第4セットに続いて第1ゲームをブレークされてしまう。それでも、第2ゲームですぐさまブレークバックすると、第4ゲームでも力強いショットが戻り、マクドナルドのサービスゲームを破って4ゲームを連取。5-3とすると、マクドナルドの追い上げを振り切り、最後のサービスゲームをきっちり締めて、8度目のUSオープン3回戦進出を果たした。
3回戦で錦織は、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)とタロン・フリークスポール(オランダ/同121位)の勝者と対戦する。
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