アメリカ・フロリダ州マイアミで開催されている「マイアミ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/3月21日~4月1日/賞金総額769万9423ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第6シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が…

 アメリカ・フロリダ州マイアミで開催されている「マイアミ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/3月21日~4月1日/賞金総額769万9423ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第6シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が1セットダウンから挽回し、第30シードのジャン・シューアイ(中国)を4-6 6-2 6-2で下した。  「今回も厳しい試合だったわ。彼女は非常にいいプレーをしていたと思う」とムグルッサは試合後に振り返った。「ドーハでプレーしたあの試合を思い出したわ(7-6 3-6 7-5でジャンの勝利)。あの試合もまた、基本的に今日の試合のようだった」。  ムグルッサはここマイアミの2回戦でも、0-6で第1セットを落としたあとに挽回勝ちを果たしている。

 「私もいいプレーをしていたと思う。第1セットを分けたのは、ほんのわずかなポイントだった。それから第2セットでは、より強くいくことができた。“昨日挽回できたんだから、今日だってできるわ!”と自分に言い聞かせたの」とムグルッサ。  ワイルドカード(主催者推薦)で出場のベサニー・マテック サンズ(アメリカ)は第17シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を4-6 6-0 6-3で退ける殊勲をやってのけた。ダブルスでは世界ランク1位でも、シングルスでは158位にすぎないマテック サンズは、2回戦でも第9シードエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を倒す番狂わせを演じていた。  ルーシー・サファロバ(チェコ)は、エレナ・ベスニナ(ロシア)を倒して勝ち上がったワイルドカードのアイラ・トムヤノビッチ(クロアチア)を6-1 6-3で退けた。(C)AP(テニスマガジン)