■9月1日/Jリーグカップ準々決勝・第1戦 浦和レッズ―川崎フロンターレ(浦和駒場) 9月1日にJリーグカップ準々決勝の…
■9月1日/Jリーグカップ準々決勝・第1戦 浦和レッズ―川崎フロンターレ(浦和駒場)
9月1日にJリーグカップ準々決勝の第1戦が行われ、浦和レッズと川崎フロンターレの試合は、1-1の引き分けに終わった。
浦和は4-2-3-1のフォーメーションで、ワントップの位置には今夏に浦和に移籍してきたFW江坂任が入った。トップ下はFW小泉佳穂。同じトップ下のポジションを主戦場とするこの2人は、江坂の移籍が決定した当時から「競争になるか、共存になるか」と注目されていたが、今節は初めてのスタメン同時起用となった。
江坂は、「佳穂とは離れすぎず、近すぎず、お互いに見合って良い距離間でプレーできた。その距離間が良かった分、ボールがしっかりと保持できたし、良い関係が築けた」と、小泉とのコンビネーションには満足している様子。さらには、「自分と佳穂だけではなく、全体の距離間が良かった。奪い方も良かったし、奪ったあとの繋ぎもスムーズだったので、今日の距離間をベースにしたい」と、江坂と小泉の良好な距離間を保つことで、チーム全体の相乗効果もあったという。
実際、江坂と小泉のどちらかがボールを持った時には、またその一方へとパスを送り、ボールを受けた側が相手の背後に抜け出すというシーンは、試合全体を通して見受けられた。さらに、そこへMF汰木康也やMF関根貴大といったドリブラーの選手が絡むなど、サイドからの攻撃でチャンスを迎える場面も多く見られ、攻撃の手数やアイディアは豊富にあった印象だ。江坂も「汰木や関根が背後に抜け出してくれて、そのバランスやポジショニングは、やっていても楽しかったです」と話す。
■前回対戦は0-5で大敗も…今節は王者に善戦
浦和と川崎の前回の対戦は、3月21日行われた第6節。この時、浦和は0-5で大敗している。当時は、今シーズンから就任したリカルド・ロドリゲス監督が目指すサッカーもチームに浸透しきれていたとは言えず、川崎の圧倒的な強さに成す術なく屈した。しかし、日を追うごとにリカルド監督の戦術が体現できるようになり、直近のリーグ戦では4戦負けなしと戦績も安定してきている。
それに加えて、江坂をはじめ今夏に移籍してきた新戦力も徐々に融合しつつある。今節は川崎が守備に回る時間帯も多く、これは少しずつチームが向上してきている証と言えるだろう。実際、川崎の鬼木達監督も「結果的に同点で終われたことは良かったが、内容としてはかなり苦しめられた」と眉をしかめた。
しかし、それだけに勝てなかったことは余計に惜しい。試合は後半27分に川崎にPKが与えられ、同点に追いつかれる展開に。その後、浦和は追加点のチャンスを多く演出したが、決め切ることができなかった。次戦に向けて、江坂は「勝ちたかったけれど、内容としては自分たちが目指しているところに近づいたので、ポジティブに捉えていいと思う。次はしっかりと勝ちにいきたい」と、リベンジを誓った。
第2戦は9月5日に行われる。また江坂と小泉が共闘しながら躍動するのか、川崎を破って準決勝に駒を進めることができるのか、次戦も見どころは多そうだ。
■試合結果
浦和レッズ 1―1 川崎フロンターレ
■得点
35分 関根貴大(浦和レッズ)
73分 家長昭博(川崎フロンターレ)